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イギリス王家12の物語 中野京子

著者の本は、ある時期にある程度まとめて読んでしまっていて、最近では本屋さんで著者の本を見かけても、買おうという気にならなくなってしまった。どれも既読の本と少しだけ切り口を変えた同じような内容の本のような気がするからだ。そういう意味では、本書もなんか読んだことのあるような気もしたのだが、久しぶりに手に取ってみることにした。内容は、イギリス王家の歴史を当時描かれた絵画を手掛かりにしながら解説するという著者お馴染みのもので、色々な解釈があるだろう王家の人達の人物像を断定口調でズバズバ語っていくところが小気味よいし、解説に合致したカラー図版も楽しい。(「イギリス王家12の物語」 中野京子、光文社新書)

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