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ウドウロク 有働由美子

著者がNHKを退社した直後に出た本だったので、随分タイミングが良いなと思いながら購入したまま未読になっていた一冊。読んでみたら、既に単行本で刊行されていたのがそのタイミングで文庫化されただけということだった。従って、退社の経緯などは文庫版のためのあとがきで少し書かれているだけだが、現役のNHKアナウンサーのエッセイということで十分面白かった。特に、紅白の司会を最初にやった時の裏話やNY駐在時代の話などは、へえそういうものかと感心してしまった。大半は女子向けに書かれた内容なので、おじいさんのわたしが読むのは少し気恥ずかしい感じだが、たまにはこういう本も気分転換になるので有り難い。(「ウドウロク」 有働由美子、新潮文庫)

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