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スモールワールズ 一穂ミチ

書評誌で絶賛されていた一冊。初めて読む作家だが、BL小説界ではすでに有名な作家とのこと。ライトノベルなどマニアックな世界の作家が一般小説を書いて新風を巻き込むという例がここ数年増えてきているが、この作家もその典型例のように思える。小説の内容は自分にはあまり馴染みのない世界という感じだが、発想の面白さや文章の魅力は十分に理解できた。次にどんな世界を見せてくれるのか楽しみな作家に出会えたと思う。(「スモールワールズ」 一穂ミチ、講談社)
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