毎日千円単位で生活しているのに、千円札の人物が急に思い出せない。かつては、千円札は伊藤博文で、五百円は岩倉具視だった。二人とも明治政府の元勲だったが、決してきれいな生き方ではなかったから、みんなに使われて汚れるお札には肖像として向いていたのかもしれない。
今や福沢諭吉が一万円札、野口英世が千円札、どちらも人は殺していない感じがする。
ところで、二千円札がこの国にはあった筈だ。あれはどこへ行ったのだろう。今でも流通しているのかな。恥ずかしいが何が印刷されているかも覚えていなかった。
この時も小渕首相への忖度だったような気がする。突飛だが、たぶんそうだ。相も変わらずだな。