何故だろう。法律はもっと分かりやすいものなのだが。特別法は一般法に優先する。大学の法律学に書いてある。
検察庁法が特別法で、公務員法が一般法なのだから答えは簡単なのに、なんで、あの優秀な法務省がグダグダ理由付けているのか?
また、それをウンウンと周囲が聞いているのか、一般人には判りません。
任命権者が懲戒権者であることは当たり前、なのに、法相が「訓告」と言ったから、内閣が承認したので官邸は責任がないと言うが、承認したことによって「懲戒しない」と内閣が決定したことになる。
だから、その決定責任は内閣にある。当然の道理なのに、権力側が言うから、そのグダグダの言い訳を国会も報道も聞く。
権力者が言う事は何でも「法」のように扱っている。この国は既に法治国家な筈だが。
そんなやり取りに、一般人は首をかしげてしまう。そして、野党やマスコミを信頼しなくなる。まさに悪循環である。
政治不信、ここに極まれり、である。
何が何だか、藪の中