玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

遠い主権国家への道

2022-12-19 09:57:22 | あれこれ

もう歩いて来た道を変える訳にはいかないが、何度も何度もこの国は主権国家に成ろうとして、結局は失敗した訳である。

敗戦となり、GHQから英語で書かれた「憲法」の原稿を貰った。そこには「PEOPLE」とあった。そのまま日本語訳すると、「人民」となってしまう。当時の担当者たちは平身低頭して「国民」に替えてもらったそうだが。

その時、GHQの目を盗んで、随所に苦労して日本的な近代憲法に創り上げた先人からすれば、今のこの圀の憲法知らずの自民党の頭の悪さをどう嘆くのだろうか。

憲法九条は非戦の誓いではない、二度と神風をやらせない、手足の自由を奪うアメリカの枷なのだ。

今、金が無くなって、此の圀の金で自らの武器を買わせて、その武器でアメリカは中国と戦おうとしている。

そして、その前線基地が沖縄であり、本土のアメリカ軍基地なのだから、アメリカと中国が台湾をめぐって戦えば、当然この圀も巻き込まれる。台湾有事ではなく、台湾災事なのである。

常に枷をされたことに怒り、それを理由に、再軍備を拒み続けた吉田茂の頭脳を持った後輩の政治家がどうも「宏池会」には居ないようだ。

まだ日本には本当の意味での主権が戻っていない。ましてや主権者でもない国民に責任があるんだって?ふざけた人たちだね、昨今の自民党は、-。

よく行く地元の農協市場です。

 


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