先週のデモクラで佐高信と田中秀征の対談をやっていた。今までの自民党のスキャンダルは個人の犯罪であった。田中ロッキード、竹下リクルートも個人や一部グループの犯罪だった。
今回の裏金脱税は党全体のスキャンダル、正確には犯罪であり、そこがまったく前例のない事件だと。ところが自民党中枢には全くその自覚がない。不感症なのだ。クリーン・イメージの石破を差し出せば、社会の不信が沈静化すると高を括っている。
森山さんには椎名さんのような「無私」が無い。ただ「ナアナアの和」しかない。だから公認料を裏で出してしまう、と秀征さんは言う。確かに含蓄がある言葉だ。
これらは案外に自民党を内部から崩壊していく兆候と見える。でも厳しい世界情勢の中で政治の貧しさは困る。
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