寡黙で意地が悪く、目付きがきついと云うのがスガ元首相・官房長官の一般的な印象であろう。
彼の官房長官時代、望月衣塑子記者との押し問答をよく見ていた。途中で官邸詰めの各社政治記者たちの「今だけ、自分だけ」のマスゴミの方が気になったものだ。
当時、スガは「この國は法治主義国家ですから…」と能面のように最後に付け加えたのを何度か見た記憶がある。
彼は親切心から言ったのか?そうは思えない。彼は当時のアベ官邸の空気感を自分がよく知る立場で、それを得意げに漏らしていたような気がしている。
とすれば、アベ亡き後のキシダ官邸も、かなりの公安・警察系の官僚が要職に就いているのだから、今回のキハラ事件の根っこは此の國の軍國化ならぬ公安化ではないだろうか。
おしゃべりな人には善人が多いが、政治家のおしゃべりは必ずしも善人ではないような、…。
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