凡そ半世紀前、入社試験の一般教養に将来社会の三つのK標語があった。この三課題が現実の姿となって現れている。
「高齢化社会」は、人々が施設や病院の収容能力から落ちこぼれ、家庭内介護(看護)が広く普及した。しかも近年、コロナ禍が社会全体の医療サービスの限界を明示した。結果、多くの患者が家族に看取られずに独りで逝くことが普通化した。
「国際化」は仏語・独語・露語はもはや要らず、英語でほぼ用が足り、この圀の田舎町にも外国人の観光や就業の場となったが、時に犯罪の国際化の場ともなっている。
「情報化」は残念ながら世界の先端から脱落して、後進的情況に陥っている。
昨今、個人情報カードで統制化するデジタル庁の意図が全く見えない。担当の眉の太い大臣の野暮な独断ばかりが目に付く。例の裏金脱税事件に類似する情報企業献金の見返り政策なのだろうか。
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