玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

『詭弁社会』から考える その(14)

2024-09-13 10:13:00 | 雑感

果たして、山崎の言う「詭弁」が社会で受け入れられる理由はこれでいいのだろうか。

まず、⑴メディアがトリック見抜けない。と筆者は言うが、それほどに記者は鈍感なのだろうか。

実際は政権側が何を言っても、記者クラブ内の大手メディアはそのとおりに発表する。筆者はその事に深くふれていない

この国には特有の記者クラブ制度があり、政権とメディア、またメディア相互間に黙契があるのではないのか。若しその黙契を破れば、記者クラブから追放の恐れがある。だから見抜けない振りをしているのかも。

黙契を守れば、菅首相から機密費でパンケーキをおごってもらえるのだ。

次に、⑵筆者は強く抗議する者がいない、というが、確かに一々目くじらを立てる者がいない。

余りにぬけぬけと子供騙しのような言い訳を公人が云うので、世間の識者はあきれ果てているとしかない、という感じもする。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 公立高から東大に行く改革 | トップ | 『詭弁社会』から考える (終) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

雑感」カテゴリの最新記事