玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

入り口論

2018-04-13 10:00:27 | あれこれ

あるテレビ報道では、厳格な入り口論で野党の安倍政権への反論を封じようとする。たとえば、今回の証人喚問は文書改竄問題で国有財産の払下げ問題とは関係ないとか!という論調で入り口を狭めてしまう。

詐欺容疑の信頼性のない人に聞いてどうなるんだ!というコメンテーターもいる。それって安倍さんの云う詐欺をする人と私の妻とどちらを信頼するのか、という変な理屈に似ている。

メディアのディレクターやキャスターは安倍官邸にお世話になっているのだろうか?多分、ただ政府筋の横やりへの対応が面倒くさいだけなのだろう。

面倒臭さいから、仕方なく従ってしまうことから、かつての戦前日本のマスコミの右傾化につながったということを思い起こしてほしい。

靖国神社の桜

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公文書が信用できない国

2018-04-12 10:21:41 | 時事

まさか、こんなことが起ったとは、とても信じられません。戦後70年の民主制の国家政府の中枢で起きた事件としてはまことに恥ずかしく、情けないことである。この原因はどこにあるのだろうか。

この原因は、戦前に近代化国家のふりをした大日本帝国の中にある。

8・15終戦の玉音放送の後に、霞が関の空は、公文書を燃やし続け、三日間真っ黒だったという。日本各地の県庁所在地では同じ光景が繰り広げられた。

今の恥知らずな政府は、まさに先祖帰りである。

九段会館(旧軍人会館)

「九段会館」の画像検索結果

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今年、二番の酒

2018-04-11 10:00:43 | グルメ

冬は酒が旨いです。私はあまり酒は強くありません。食事の前にほんの少し飲みます。冬は日本酒が似合います。今年の冬、あくまでも私にとって今年2番の酒です。

『吉田類の酒場放浪記』の中で、彼がニャッと笑ったから、買ってみました。味は甘いですが、色が少しついています。とても飲みやすい酒でした。

 

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敗戦を理解しない國

2018-04-10 01:19:17 | 歴史

戦後処理ということでは、ドイツは戦争に二度敗けているが、日本は一度である。だから敗戦を理解できないのだろう。

戦勝国が主導権を握る国連体制にあって、ドイツは隣接国とも協調して、ユーロ圏を常に主導し牽引する強い国家である。

片や、極東の日本はどうだろう。島国であることを割り引いても、いまだに隣国関係はぎくしゃくし、アメリカに追従しなければ何もできない。この敗戦両国は、21世紀にもっと大きな差に成るだろう。

靖国神社


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二度たたかれても分からない

2018-04-09 10:15:51 | 雑感

重要なことは「二度経験しないと本当の理解ができない」とヘーゲルが言ったそうである。

しかし、この国は、広島と長崎の原爆の被爆体験と福島の原発被害、加えて、阪神・淡路大震災と東日本大震災と二度の大地震を経験したのに、そこから、いったい何を得たのだろうか。

一向に原発をやめる気はないようだ。どうもこの奇妙な極東の小さな國は、西洋の近代化史観や西洋民主主義が直截に通用しない国であったようだ。

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