先週は、娘の横にクラスの女の子たちが何人か一緒に昼食時に座ってくれたものの、今日は無視され、一人で男の子ばかりのテーブルで食べたらしい。
しかも、女子たちは娘から二つ離れたテーブルに座ったそうだ。
音楽の先生が通りかかり、「大丈夫?」と聞いてくれたらしい。うなずいて答えたらしいが、娘も歯を食いしばって泣かずに我慢したらしい。
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様子を聞いてみると、娘はクラスの皆の前で先生より頻繁に褒められるらしい。
出された宿題をちゃんと期日までにやりとげるとか、テストで満点をとるとか、授業で先生の話をおしゃべりせずにしっかり聞くとか、前の学校では別に特別に褒められるようなことではなかったが、今の学校では風紀が悪いのか、それが他の子たちにはTeacher's petとして映るというのが、娘の持論だ。
「でもね。私、先生たちにもあまり好かれているとも思わないんだけど。まあ敢えて言えば算数の先生だけが、私のこと気に入ってくれているかな」という悲観的な娘。
それでも、休まずに学校に通う決意を見せているのが娘の偉いところだ。
「日本の避難所で苦しんでいる人のこと思えば、たいしたことじゃないと思うし。。。」
そういう風に自分なりに割り切っていながらも、傷ついている気配が痛々しい。だが自分なりにいろいろ考えた様子で、「これから、毎日一つずつ、自分がラッキー〔幸運)だと思うことをリストに書こうと思う」と娘は提案し、紙とペンを持ってくる。今日のリストは、We have food to eat(食べ物がある)。