キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

新学期をめぐり、我が家のストレスレベルアップ

2012-08-28 07:19:29 | アメリカの大学で教える

 

昨日から子どもたちは新学期。

夏休みが終わるのを指折り数え、嘆き悲しんでいた息子は、不安のためか前日はなかなか寝付けず、アレルギー薬を睡眠薬代わりに飲ませる。

そういう最中、大ハプニング。

シェークスピアが犬ドアをつかって、外に出て、吠え立てる。侵入者をみつけたらしい。

数分後、顔をぬらして帰ってくる。

「スカンク!」

あまりものひどい匂いに、息をするのも、話をするのもできないくらいだったが、ひとまずバスルームにつれていき全身を洗う。

スカンクの匂いを落とすには、トマトジュースを使う、という話をよく聞いていたが、ネットで調べてHydrogen Peroxide という薬品を急いで薬局に買いに行き、重曹、液体ソープを混ぜて、匂い消し洗剤を作る。

シェークスピアの目に入って辛そうだったが、どうにか匂いは落ち、一件落着。

シェークスピアはガスを吹きかけられて大ショックだったのか、数時間は体中震わせてずっとうずくまったまま。

家中に広がったスカンクのガスは、ルーム香水を吹きかけてもなかなか消えない。この際、蚊やハエが入ってこようがかまうものかと、昨日は、ドアを開けっ放しにし空気の入れ替え。

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新学期1日目の昨日、息子はぐったりして帰ってくる。前日眠れなかったせいもあるのか、疲れた様子。

すぐ昼寝する、と言うが眠れなかったらしく、宿題を始める。

山のような書類にサインし、自己紹介のエッセイを自分らしさの「トーン」を入れながら作成し、明日の小テストのために5ページの歴史のエッセイを読み、各クラスで必要な教材を買いに行く、というのが1日目の課題。

親も書類にサインするだけでなく、先生方それぞれにEmailを出し、クラスの親向けリストサーブに入れてもらうよう連絡するというのが宿題。

新学期が始まった緊張感と刺激に対して自閉症の息子はパニックになってしまったのか、帰宅後はほとんど、「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」というあせりモードで部屋をいったりきたり。挙句に、「もう夏休みは終わってしまったんだ、冬休みまで何も楽しいことはない」と悲観モード

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今年高校2年生(高校は合計4年間)の息子は、PreAPだけでなく、APクラスを1コマ受講させることにした。このAPクラスは、大学の授業として単位互換可能なレベルのクラス。ちょっと大変かなと思ったが、息子の504(障害を持つ生徒が普通の生徒と同じように授業を受ける権利があるという法律)ミーティングの際、副校長の「APクラス1コマなら大丈夫じゃない?」というアドバイスもあり、やってみさせることする。

PreAPが数学、国語、化学、そしてAPが世界史、それ以外の選択授業としては、今学期は日本語、コンピューターグラフィックデザイン、マーチングバンド。

毎日、山のように課せられる息子の宿題を終わらせるために、私は家庭教師代わり。息子の時間管理をし、私に分かりそうな宿題は手伝う。しかし、「化学」の宿題は、どうも手伝ってあげる能力は、自分にはなさそうだ。

息子が高校に入り、オットが博士課程に入学してから、私の夜や休日の仕事時間は確実に減少。

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今年中学2年生(この学区は、中学は2年間しかない)になる娘は、数学以外は宿題には心配がなさそうだ。しかし、のんびり屋の彼女は、すかーんと宿題を忘れることが多い。宿題やテスト用紙に名前を記入することを忘れ、0点あるいは50%減点されて点数が返ってくるというようなことを、何度も繰り返す。

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いやぁ、ブログが愚痴ばかりになってしまいました。この辺でやめておきます。失礼いたしました。

コメント (2)
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