3作とも自伝。
1. Heavenly man: The Remarkable true story of Chinese Christian Brother Yun by Brother Yun
2. When breath becomes air by Paul Kalanithi
3. Hiding in the light by Rifiqa Bairy
1は、中国でキリスト教信仰のために、想像を絶する迫害、投獄、虐待され続けたクリスチャンのユン兄弟の驚くべき証の本。試練の中でますます信仰が研ぎ澄まされていく様子がよくわかる。詳しくは、このサイトを参考に。
http://www.christiantoday.co.jp/articles/21795/20160822/makoto-no-yorokobi-20.htm
2は、将来を約束された若く有能な脳神経外科医が、末期がんの宣告を受けてから死に至るまでの姿を描いたもの。はっきり本には描かれていないが、背後に信仰があることが伺わされる。涙なくては読めない本。
3は、スリランカから米国に移住し(叔父にレイプされたことと、実の兄に失明させられたことが原因)、厳格なイスラム教家庭に育った彼女が、次第にキリスト教の信仰に導かれていく過程が前半に描かれている。キリスト教への回心ゆえにイスラム教の両親から(既に父親からの暴力を定期的に受けていた)の名誉殺人を恐れたリフカは家を脱出。フェイスブックで知り合ったクリスチャンのカップルのところにしばらく逃げ隠れするが、それからは養育権などを巡り、18歳になるまで実親との紛争裁判が長く続き、その間、刑務所に入れられたり、里親のところを転々とする生活。またそれだけでなく若くして末期がんという宣告を受けるが、自分が信じる治療法を選択し、結果的に命を取りとめたということも描かれている。彼女のストーリーは全米中に紹介されているが、日本語訳つきのインタビューも紹介されている。
https://www.youtube.com/watch?v=PBRUVE_qMns