キキ便り

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最近の研究者生活

2017-09-29 16:36:26 | 研究者生活

昨年不採択になった日本のジャーナルにもう一度投稿することにした。

このジャーナルは、採択率は恐らく15%程だろうか。不採択になっても、次また投稿できるシステムになっているジャーナルなので、1年ほどかけてデーター分析など全てやり直しし、もう一人共同研究者を加えて、再投稿することにした。

先日応募したある助成金の採択率は4-5%なので、それよりも確率は高いが、やはり今度も通るかどうか、不安が残る。今回チームに入ってくれた人は、専門外の人だったため、客観的に幾つかアドバイスをしてくれたことがよかったのではないかと考える。

それにしても別のあるジャーナルに応募した時もそうだったが、審査に出す前にものすごく細かい修正をしなければならないので、それが大変だ。国際ジャーナルだと、事務局チェックは殆どないようだが、日本の場合はそうはいかないらしい。ワード文書の設定関係で、1ページの行数が30行のところ、29行になったり31行になったりそれを直したり、句点を「、」ではなく「,」と修正するなど、非常に細やかな作業が必要だった。

そういうことをやりながら考えたのは、研究者とは「細かい作業を文句言わずにやり遂げる人」なのではないかと思う。もちろん、その他にも重要な要因がたくさんあるが、無駄になってしまうかもしれない作業を「採択」というゴールのためにやり続ける「粘り強さ」がカギなのではないかと思う。その他「発想の柔軟さ」や「フローの状態で仕事ができる」「論理の明確さ」「分析力」「文章力」「チームワーク」「客観性」、いろいろあるだろう。

それにしても私の研究チームは国際的だ。北アメリカ、ヨーロッパ、日本、中東、メキシコなどいろいろな多様性をもつ人が研究に関わってくれる。そういう仲間のためにも、少しでも実を結ぶようにと願っている。

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Nabeel Qureshi氏の妻によるメッセージ

2017-09-29 16:01:01 | キリスト教

YoutubeにVlogを連載していたNabeel Qureshi氏の死後、その奥様のMichelle氏が先日メッセージを残した。

これまで表に出ることなく控えめに夫を支えてきた彼女であったが、これまでサポートしてくれた人たちに伝えなければという思いで語ることに決めたらしい。

以下、詳しい内容はYoutubeと下記の記事を見ると分かると思うが、幾つかの点について紹介したい。

1.Nabeel の症状が悪化し始めた今年の6月頃からは、「妻」ではなく「世話をする人」という役割に代わったことに対して、神様に泣き叫ぶ程辛い思いをしたことが告白されている。その時には、「また、私の神は、キリスト・イエスにあるご自身の栄光の富をもって、あなたがたの必要をすべて満たしてくださいます。」(ピりピ4章19節)で慰めと確信を得たようだ。

2.Nabeel の死後、同じ祈りの女性グループの人と共に、最後までNabeel が死から蘇るかもしれないという希望をもち、7日間祈り続けたらしい。これについては賛否両論があるかもしれないが、彼女たちなりの聖書に基づく信仰の確信を持ち、最後まで奇跡を信じてきたということが告白されている。しかし埋葬になりブルドーザーで土がかけられた時に、もはや地上の人ではないということを実感し、神様は自分の夫の死により、さらに偉大な目的を果たしてくださるということを確信したと伝えている。

3.また夫亡き後の「未亡人」「シングルマザー」というアイデンティティーは公的な書類の中ではそうなるかもしれないが、自分の真のアイデンティティーは、「神の子」であり、だからこそ神様がこれからの人生の必要を豊かに満たしてくださるという確信があることを語っている。

4.自分の運命(夫の死)については、神様の計画が背後にあり、それをたとえ知ることができても自分には理解できないものであることを認め、死さえも神様の素晴らしい計画のために用いられることをイエス様の例を使って語っている。

彼女の信仰は、これからも同じような苦しみを経験している人たちの支えになると思うし、素晴らしい証だと思う。

http://www.christianpost.com/news/nabeel-qureshis-wife-prayed-for-husbands-resurrection-until-burial-200773/

 

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