先週の火曜日より、息子は8日間のペルー旅行。
本当は去年行くはずだったのですが、コロナ感染で飛行機が何度もキャンセルになり、
やっと飛行機が飛ぶようになり、
大学院の夏学期の終了と同時に、行くことにしたそうです。
息子に見せてもらった旅行計画表は
短い日程の中に、観光地をすべて見て回ろうという欲張りプランで
8時―8時15分 朝食
8時15分―30分 移動
みたいな感じで、ホントに大丈夫なの?と心配しました。
案の定
計画狂いの旅行になってしまったようです。
公共交通機関があまりないらしく、
ペルー到着翌日は、破産してしまうのではと思ったくらい、タクシー代を使いまくったそうです。
しかも
山の頂上をハイキングするために、タクシーで連れていってもらい、
帰る頃になって、
公共の交通機関も、タクシーも、何も車がないということに気づき(信じられない!)
ホテルに電話して、
タクシーに迎えにきてもらったそうです。
英語が通じて良かった(-_-;)
もし通じなかったら、歩いて10キロの道を山下り。しかも真っ暗な道を一人で歩いて帰らなければならなかったようです。
その日は疲れ切って、ホテルでルームサービスを頼み、すぐ寝たそうです。
次の日も、前日に懲りず、
ものすごいスケジュールで観光地を周り、
列車で移動予定だったのですが、
直前で別の列車に乗り換えたところ
間違えた列車に乗ってしまったらしく、
次の列車は、次の朝の4時まで来ないと言うことが分かり、
泣く泣く、駅の近くのホテルに予約をとり(その晩予約していたホテルは、キャンセルできなかったようです)、朝早起きして、列車に乗ったそうです。
その後、1-2日は比較的のんびり過ごし、
今日からは、アマゾンの熱帯雨林の探検のツアーに出かけました。
これは、ツアー案内人がいるそうで、
私たちもホッとしています。
列車に乗り遅れた時は、「ボクはもう二度と旅行に行かない」とかなり落ち込んでいた息子ですが、
今ではケロリと元気になり、
残りの滞在を満喫しているようです。
親にとってもストレスになる旅行ですが、
夫はうらやましいのか、一日に何回も息子に電話をかけて、ビデオで風景を見せてもらっています。
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今の私では、
息子のような旅行をする勇気はありませんが、
考えてみると
若い頃、携帯電話もコンピューターもない中
アメリカに留学したというのは、
失敗を恐れない勇気があったのかもしれません。
その当時は、
私が通っていた国立大学では、
留学する人が周りに全くおらず
珍しかったことから
所属していた学部の先生方がみなさん応援して下さり、
壮行会みたいなことまでしていただき、
感謝でした。
恥ずかしい失敗も沢山重ねましたが、
その分多くの人達に支えられ、大変貴重な経験となりました。
そう振り返ってみると、
これからも、
失敗を恐れずに
チャレンジ精神をもちつつ、学んでいきたいと思います。
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