キキ便り

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暮らしのオーガナイズ、シンプル化を目指して

2015-04-13 16:43:18 | シンプルライフに惹かれて

今回の週末の仕事は資料のオーガナイズ。手順を説明すると

  1. 大学院時代のノート、プリント、論文などをスキャナーでとり、保存。
  2. 保存した資料にタイトルをつけ、ファイリング。
  3. ファイルをDropboxにアップロード。

その過程の中で、もう必要と思われない資料はスキャナーにとるまでもなく処分。この中で気づいたのは、

  • ジャーナルの編集委員長、あるいは複数のジャーナルの編集委員を務めているような研究者として実力のある教員の授業は、非常にためになった。今でも残しておきたいと思うような資料はこういう教員の授業のプリント、課題、テストなど。
  • チームで長時間かけて創り上げたと思われる授業の資料は、質が高く、内容の密度も濃い。保育実習の演習の授業がそうだった。私もTAとして授業に携わったが、刺激に満ちた授業だった。こういう授業の資料は、スキャナーにとって保存するだけでなく、テキストにする価値があると思う。
  • 私が院生の時に受け持った授業の資料は、内容も薄く、殆ど保存に値しない資料ばかりだった。こういう授業を受講させられた学生に申し訳ない気持ちでいっぱいだったが、その頃の私にとってはここまでが限界だった。英語を母国語としない院生の聞きづらい英語のみならず、内容的にも劣る授業を辛抱強く受けてくれたアメリカの大学生の寛容さにあらためて感謝。

日本の大学で11年間教員を勤めた時の資料は殆ど処分してしまったが、それで良かったのではないかと今になって思う。印象のある授業内容や方法は自分でも記憶に残っているし、論文にも書いた。

モノを整理するのは自分の人生を省察する良い機会。目標は本棚1つ分の資料をスキャナーにとってしまうこと。文書類だけでなく、洋服やアクセサリーなどもこの線で整理すると、よりオーガナイズされた暮らしができると思う。

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