昨日、二度目の宙組「カサブランカ」を見てまいりました
やっぱりいい作品だなあ うっとりしちゃうし泣いちゃう
祐飛君のかっこよさというか、包容力っていうか・・・女性はやっぱり
ああいう男性に惚れますっ
「君の瞳に乾杯」
「僕はずっと君をみているんだよ」
こんな台詞、女性なら一度は言われてみたいよねーー
冷静に見て一人の女性を二人の男が取り合う構図って究極の
「快楽」ですわ
だから韓国ドラマはこの手の話が多いのかーーー
幕間に前の方の席に座ってた外人さんがパートナーなのか通訳なのか
わからないけど、延々と立ち話であれこれ喋っているようでしたが
舞台関係者?外国人にミュージカル「カサブランカ」はどう映ったの?
気になった点
野々すみ花の泣き方が・・・
耐えて耐えてついに「うわーー」っと泣き出すあのかすれ声が駄目
もうちょっと優雅に上品に泣けないものでしょうか?
顔が祐飛君より大きいといわれてましたが、確かにそうかも。
本当はもっとおきゃんな役が似合うんでしょうね
凪七って歌・・・うまいの?
新人公演組ではやたらソロを歌わせてもらい、フィナーレの銀橋では
3人で歌って踊って。お陰で蘭とむが二度もダンスの芯を踊るハメに。
でも・・男役としてかちゃの声ってイマイチ好きになれず
歌も「エリザベート」に抜擢される程上手ですか?
(歌だけなら七瀬りりこをエリザにしたいくらいです)
今更ながらなんでこの人が・・・・と思うことしきり。
祐飛君・・・・お疲れ?
舞台をそつなくこなしている祐飛君。かっこいいし感動的だし。
でも1幕や2幕のラストに近づくにつれて目の下に隈が出来ているような?
やっぱり疲れてるのね 頑張れーー
宙組は北翔と十輝をどうしたいわけ?
っていうか、宙組で北翔は貴重な歌唱力の筈なのに、ほとんど歌わせない
ってどーよ?フィナーレでソロを歌わせてもいいじゃん
こんな扱いするなら月組に戻しておくれっ
十輝いりすにしたって、あの背の高さでその他大勢に交わられてもなーー
ところで・・・花組の次期娘役トップが蘭乃はなに決定した
そうでおめでとうございます。 (昨日のモバイルタカラヅカは夕方から
何度もぴろぴろ鳴って煩かった)
でも・・・ごめん。誰?月組から組替えになる子?月組で何してたの?
とうとう全く新人さんがわからなくなる日が来たのね
卒業するんだからまあいいっか。
宝塚って確かに夢の世界だよね。
現代物をやっても一昔前のような気がする程。
歌舞伎だって、何で鎌倉時代の話でかつらが青天なの?とか思った
事あるし。それが歌舞伎であり宝塚であるといわれたらそれまで。
嫌なのは「歌舞伎は高尚、宝塚は低俗」と未だに思われている節が
あるって事で
私も少し脚本を書いたりしますが、よくいわれるのは
「こういうお話、宝塚なら上演出来ると思う」って台詞。なぜって
「夢ゆめしい、時代がかってる。現実と剥離した舞台設定」
現実と剥離っていうのは、いわゆる「貴族・王族」が出てきたりする話。
外国人が主人公の話という事のようです
「ふぶきさんさあ、いつまでもジョンだのマリーだのって書いてないで
少し日本人の話を書けば?」
「少女マンガにしたらきっとヒットするんじゃない?」
歌舞伎の脚本や小劇場の脚本なら受け入れられるけどミュージカルは
駄目なの?宝塚的だと芸術的じゃないの?
傷つくのよね・・・そういう風に言われると。
昨日、祐飛君を見ててつくづく感じたのは、宝塚って男役にしても
娘役にしても様式美だという事です
それは芝居やショーの流れもそう。
「ベルばら」で死んだオスカルとアンドレが天国でガラスの馬車に乗って
登場しますが、普通の演劇から見ると「ありえない」って事ですね
でも宝塚ではそういう展開は「あたりまえ」なのね
死んだ人間がラストシーンで蘇って・・あるいは幻想の中で蘇って
芯で歌って幕・・・というのは子供じみているの?芸術じゃないの?
馬鹿みたい?
ラブシーンにしたって、男役が娘役に覆いかぶさるようなしぐさで終わり。
絶対に本当にキスはしませんけど・・・それってリアリティがない、嘘っぱち
と言われてしまうんでしょうか?
真の演劇はリアリティがあればいいのか?・・なんて考えちゃって。
(蜷川さんが演出するような、ドHなシーンに赤面しつつ見る?みたいな?)
この先の自信がなくなりましたね。ほんと。