昨日の日比谷での尖閣デモは4500人が集まったそうですね。
相変わらずマスコミはスルーなんでしょうか JAPANESE AMERICAN
さちとしづは引き取られた先で苛められたり苦労する
平松一家は収容所へ入る
長吉は抑留所へ
一郎・次郎とともとしのぶはアメリカに忠誠を誓う
一郎は軍隊へ
一郎としのぶは結婚
子供が生まれる
一郎は戦死
多分、シアトルでの日本人差別って想像を絶するような事だったんだろうなあと
思います。
決してオーバーじゃないっていうか
今もそうだけど、移民政策をとっていたくせに現地の日本人を守ろうとしない国家。
一世と二世では国籍が違い、生き方まで違うわけで・・民族が引き裂かれたような気が
しますよね。
せっかく耕して広げた土地を二束三文でアメリカ人に売らなきゃいけないという現実。
それを仲介する日系人の代表もまた辛いというか
「俺達の土地を取り返したぜ。ははは」と笑うハワードだっけ?
なんちゅう嫌な奴っ
みんな一文無しになって収容所へ行く。何とも断腸の思いだったでしょう。 カリフォルニアのマンザナー収容所は有名ですよね。
確かドキュメンタリーかなんかで、収容人数があまりに多くて、子供がトイレにいけなくて
大変だったとか
赤ちゃんのミルクも作るのが大変。さらに医者も不足していたそうで。
そういう環境を前向きに捉えて、何とか住みやすいように変えていく力
これは今の日本人にも受け継がれています
以前「COOL JAPAN」という番組でやっていたのですが、 オートキャンプ場に日本とアメリカの2家族をそれぞれのロッジに入れる。
故意にシャワーを壊し、テレビが映らないようにし、水道が出ないようにする。
・・・さあ、どうでるか。
アメリカ人家族 → シャワーがなくてもテレビがなくても全然構わず遊ぶ。
家族でゲームなどをして過ごす。
バーベキューの時は普通に焼いちゃって洗物が出来ず困る。
日本人家族 → シャワーやテレビを何とか修理しようと時間をかける。
直らないのでストレスがたまる。
バーベキューの時はアルミホイルなどを使って洗物をしなくてすむように。
要するに起用で前向きなのが日本人ってことでしょう。
でも、ともさんの「前向き」さには頭が下がるというか・・・・
愚痴一つこぼさず「仕方ないじゃない。そんな事をいっても。
囚人なんだから。これでもましよ」を連発 そして橋田ドラマお約束の「いじめ」シーン
あれって完璧に「おしん」と同じやり方よねーー 自分の子供にだけおはぎを食べさせて、しづにはあげない
ご飯は粒が残っているだけ
お風呂のお湯は真っ黒で少ない。
これ、全部」おしん」で見ちゃった これで水くみとかがあれば完璧っ
それから、さちが行った沖縄で唯一優しかった先生が特高に捕まってしまうのも
「おしん」でありましたね。まさに「お約束」
でも広島はともかく、沖縄のおばあ達ってそんなに意地悪かなあ
イメージとしては、「なんくるないさ」とか言って優しいような気がするんだけど

設定年齢はみんな80代でしょう?
なのにあの距離を車でスイスイ行くし、さちなんて嫁より若い格好だし


疲れを知らない老人達に驚きでしたーーー



今、在日にこんな事したら戦争になっちゃうだろうに、日本に忠誠を誓う在日なんて
いないだろうけど、当時はあまりにも惨い選択を迫ったんですね


一世は元々日本生まれの日本育ち・・・心の底では忠誠心なんかないけど、今更
日本に戻れない → YESと答える。
一方、生まれも育ちもアメリカの二世は、何となく自分達はアメリカ人だと思っている

それは多くの移民がそうであるように。
なのに財産を奪われ、収容所に入れられ・・・一郎の言う
「アメリカには絶望した」状態にさらに追い討ちをかける忠誠登録書。
家族を守る為に → YES と答える。
国に絶望するって心情的には心が死ぬのと同じで、全身から力が抜けていくように
思うんです


どっちつかずで、でもどちらを取ると言われたら、この先も住み続けるだろう国を選ぶ。

しまいました

勿論、小宮親子の確執も痛い程わかります。
自分の祖国と息子が戦うなんてさせたくないし、自分が日本人である以上、息子もまた
日本人であってほしいと思うのが親だしね

それにしても忠誠を誓わなかった事によって日本に強制送還されたとかいう人達。
日本にも絶望しただろうなあ


感動的でした

松山ケンイチの長い台詞をじっと聞く草なぎくん。そしてしくしく泣き出す・・・
弟は黙って兄を抱きしめ

次郎はしのぶさんを大好きだったから、なお更切ない。

ホテルやレストランを追い出され、あやうく野宿という時にアメリカ人に救われる

「何でここまで憎まれないといけないのか」
「こんなにアメリカに尽くしているのになぜ認めてくれないのか」
この二つの思いは延々と日系人の心の底にたまっていたんでしょう

そういう気持ちを抱えつつ生きるのは辛いよね。

「ふざけるなっ!」といいたかったけど、これって「プライベート・ライアン」の流れ
ですよねーー

一人を救う為に多くが犠牲になる・・・そして一郎は味方をかばって撃たれて・・・・
果たして本当に死んだの

てっきり死んだと思っていたけど、予告をみたら「奇跡の再会」って?

小宮の息子から「平松一家とは親しい。娘さんがいるとは聞いていなかったけど」
という言葉にガガーン

おまけに広島に新型爆弾がおちてしづがどうなったか・・・と思えば思うほど
アメリカの家族は自分達の事なんかすっかり忘れて生きているに違いないと思っても
仕方ないかなあと

多感な思春期。どこに怒りをぶつけたらいいのかわからないし。
でも、この沖縄と現代のさちってどこに接点があるんでしょう?
どうやったらあんなにゴージャスなおばあちゃんになるんですか


アメリカの平松家では「娘達を日本に帰してよかった」と思ってるから心配してないし。
一方でしづもさちもろくに食べられず、死にそうになってるなんて思いもしなかった
でしょうしね


いよいよ今夜は最終話。あっという間ですね。