ええっと・・・タイトル迷ったというか悩んでしまった。
けれど、つまり言いたいことは、ここにきていきなり週刊誌が眞子様の結婚にひっかけて「愛子様が天皇になる日」だの言い出して、さらに朝見の儀と宮中三殿への殿上を許さなかった天皇について「秋篠宮殿下が天皇陛下に逆らった」というような書き方を始めたことに。めちゃくちゃ怒り心頭になったことです。
一方で、つい先日ブログで書いた「皇籍離脱」に伴う儀式は結婚の儀式とは関係なく、するしないを決めるのは天皇であって、宮中三殿に謁するの儀と朝見の儀を省略したのは天皇であるという意見の方が実は「真実」だったのだなと確信した次第です。
繰り返すようですが
納采の儀・告期の儀・入第の儀等は宮家の儀式で結婚に関係するもの
宮中三殿に謁するの儀と朝見の儀は天皇が行う「皇籍離脱」に伴う儀式のこと
山下晋司によると、昭和22年に11宮家が臣籍降下する時も、「宮中三殿に謁するの儀」は宮家の長が殿上、その他は庭上で拝礼したという事です。
眞子様がどんな形であれ「臣籍降下」する事に変わりはなく、それに伴う一連の儀式はきちんと行うべきだったと思っています。
しかし、それは許されず庭上からの拝礼で朝見の儀はなし。
みなさんは「そんな儀式の一つや二つあってもなくても眞子様は何も気にしないのではないか」と思うでしょうけど、「儀式」の格こそ皇族の地位、身位を決めるものです。
即位の大礼で秋篠宮殿下が「黄丹の袍」を着て、天皇が「黄櫨染の袍」を着るのは、それが「天皇」しか着られない、皇太子しか着られない色だからなのです。
また平安時代の物語を知っている人なら「殿上」の意味がいかに大きなものかわかるでしょう。
「殿上人」といえば貴族の中でもさらに上の人達の事を言います。
「殿上で拝礼」するのは、内親王は臣籍降下する時のみの儀式になります。正式に天照大神にご挨拶をする儀式なのです。
宮中祭祀では装束を着て殿上するのは天皇と皇后。他は庭上で参列します。
まだ、臣籍降下したわけではない眞子様の最後の儀式を奪ったのは天皇です。
理由として挙げられるのは
民意に沿ったもの
新型コロナの流行で政治介入しない筈の天皇が五輪の開会式を批判し、危うく出席しないとなりかけた時と同じ。
最終的に皇后は欠席し、天皇は「祝う」という文字を抜きました。
「天皇」「皇室の在り方」を知らない国民は「陛下が味方してくれた」と喜びましたが、本来これは憲法に抵触する事であり、やってはいけない事でした。
今回もまた、「こんなに国民が反対しているんだから」という事で、何もしない事にしたんだと思いますが、儀式を省略するということは皇室にとっては存続の危機を招く事になるのです。
愛子内親王の成年式省略を目立たせたくない
12月に成年式を迎える愛子内親王は、「ティアラを製作しない」事がわかっています。今の時点でローブ・デコルテの製作、そして宮中三殿に参拝するのかもわかっていません。
理由としては「新型コロナ禍に配慮」となっていますが、これは今後、何か災害などがある度に「あれも省略」「これも省略」の理由付けになり、逆に儀式をきちんと行うと「税金の無駄遣い」と言われる恐れがあるのです。
愛子内親王が多分成年式もまとも出来ないだろう、公務も無理だろうことは。皇室ウォッチャーならわかる事ですが、一般国民が「私達の為に愛子様は儀式をしない」「私達の為に愛子様はティアラをつけない」のが普通になると、もう儀式や服装のプロトコルがめちゃくちゃになってしまいます。
今回、小室圭が秋篠宮邸を訪れた時の服装がストライプのカジュアルすぎるスーツだったと批判されていますが、それと同じようなことを上皇后や皇后が自らやっています。
上皇后は「首」の不調を理由にある時期からティアラを外し勲章も外して宮中晩さん会に出るようになりました。それは海外から来た王族に対してとても失礼なことです。
宮中祭祀も「お慎み」という名のサボリ。
「美智子ルール」で数々省略されて来たものがあり、それを受け継いだ現皇后もまた「コロナ」を理由にティアラを省略したり「お慎み」を多用している。これが問題なのです。
話を戻しますが、週刊誌は
天皇陛下は姪の為に「朝見の儀」を執り行いと申し出たが秋篠宮が断った
天皇の意向に秋篠宮が逆らった
という風に書いています。
散々マスコミで「朝見の儀」「宮中三殿に謁するの儀」を行わないのは天皇の意向で「秋篠宮の意を汲んで」と報道されていましたが、とうとう「逆らってまで」という形になってしまったのです。
これが秋篠宮家への誹謗中傷でなくてなんでしょうか?
さらに、眞子様が中学生の時から複雑性PTSDに至った原因として「雅子さまがバッシングされたこと」とか書いているんですね。
そんなわけないでしょうが・・・むしろ義憤にかられた眞子様や佳子様が「どうしてちゃんとダメなものはダメと言って下さらないのか」とご両親に訴えたかもしれませんけどね。
紀子妃が悠仁親王を懐妊された時の、紀子妃へのすさまじいバッシングをあっという間に印象操作してしまうこの恐ろしさ。
本当に騙されないでほしいと思います。
私の同僚が結構厳しく眞子様や小室圭を「税金を使って」というので、「じゃあ今上はどうなるの?」と言ったら「だって知らなかったから」と言いました。
徳仁親王が「チッソの孫」を娶ることでかなり強い反対があったことを知らない、入内時から精神的に不安定だったこと、小和田優美子さんが東宮御所で品定めをしていたこと、震災の時に中東へ行ったこと、被災地訪問が大幅に遅れたこと、果ては「人格否定発言」「オランダ静養」「ヤフオク事件」小室の比ではない疑惑に包まれている一家なのに、「だって知らなかったし」で済まされるものですか?
そして眞子様のカレシの事だけをここまで報道するマスコミの偏った報道。
今まで皇室の「こ」の字にも興味がなかった人がいきなり「結婚反対」に回ったこと。
確かにそのネタを小室は持っていたけれど・・・偏りすぎたのではないか。
皇室から出る人より、皇室に入る人こそちゃんとした人でなくてはいけなかったし、「チッソの孫」である事を問題視すべきでしたよね。
「江頭氏の事は雅子さまと関係ない」というなた佳代氏の事も息子には関係ないという理屈が通ってしまいます。
「国民が反対しているから」といって儀式をやらなかった天皇は、もうすでに様々なことから逸脱しすぎていると思います。
そうはいっても12月には大々的に愛子内親王の成年式を祝うのだろうと思うと気が重くなりますが。
小室圭は
就職先の事務所は「休暇」を認めておらず、真夜中にオンラインで仕事をしている
らしいです。大急ぎでアメリカに戻らないと首が繋がらないのかも。
元婚約者が後だしのように「実は佳代氏は自分の母親から1万円をこっそり借りていた」と言い出しました。なぜ今になってと思いますが、90歳になる元婚約者の母が、息子が一部で色々批判されているのをみかねて告白したそうです。
眞子様が佳代氏とうまくやっていけるとは到底思えませんが。