ワイドショーは毎日繰り返し、皇后が出て来た映像ばかり流して「皇后様はこのように生き生きとした目をされるのは・・・」的な話をしていましたが、国民としては「どこが立派で、どこが素晴らしいのかわからん」状態。
皇后の自慢の英語も大統領を「YOU」と呼んだ時点でもうスラングに近い状態だとわかりましたし。
考えてみれば皇后の英語には文節がないなと。
自分の感情を「OH!」みたいな感じで言うだけだからどこが上手なのかわかりません。
英語弱者の私にとっては「これでも通じるんだ」と却って自信がついちゃうくらい。
6月21日 ジョグジャカルタの砂防事務所見学
排水施設を見てどうするんだろう。
水に関する研究なら日本中のダムを巡ったらいいのにと素直に思います。
天皇としては「水はちゃんと出るのかな」くらいに思っているんでしょうけど、始まりは「好奇心」で次が「哀れみ」で今、「心を寄せる」所にいるという感じ。
ジョグジャカルタでスルタンに遭い、晩さん会
立場が微妙なスルタン。
王様といっても、今は州知事のような扱い。
この王様には姫しかなく、弟君が4人いるそうです。
当然跡目争いは起きるでしょうね。
ガムランの音、個人的には好きですね。
22日はボロブドゥール寺院へ。バティックを着てサンダル履きで。
ここの面は1面修復するのに1年。全部修復に4年かかります。
「4年間陛下にいて下さい」と言われて笑いが起きました。
そしてその場で会見が。
記者)ボロブドゥール寺院はいかがでしたか?
陛下)あのボロブドゥール寺院は私も子供の時から歴史の教科書ですとか、それから上皇、上皇后の両陛下からお話を伺っておりまして、また歴史に関心があるものとしてぜひ一度訪れてみたいと思っておりましたので、今回このような形でボロブドゥール寺院を訪れることができましたこと、大変うれしく思っております。
ボロブドゥール寺院では、ガイドの方にボロブドゥール寺院の歴史、そしてまたどのようにして寺院が作られていたか、それをどのように保存しているのかといった非常に多岐にわたる話を、丁寧に説明していただき、私としてもボロブドゥール寺院についての理解を深めることができたという風に思っております。
また、このような本当に素晴らしい寺院がこれからも末永く保存されることを心から願っております。
記者)今回のインドネシア訪問では両陛下がインドネシアの若者と交流される様子が非常に印象的でした。実際に懇談されてみていかがでしたか?
陛下)今回は何度かインドネシアの若い方々とお話しする機会がありました。特にダルマ・プルサダ大学では日本語を勉強している、そしてまた日本に関心を持っている何人かの学生さんとお話をすることができましたけれども、そういった学生さん方が非常に高い志を持って日本語あるいは日本文化を学ぼうとしている様子、しかも自分の思っていることを非常に洗練された良い日本語で私たちに語りかけてくれたことが非常に印象に残っております。
こういった方々が、将来日本に留学生なり、どういう形であっても日本を訪問することができると本当に良いと思っております。
私も今回、「テムズと共に」の後書きにも書きましたけれども、留学をしてみた経験としまして、やはり今はインターネットでもって色々外国の情報が手に取るように分かります。
けれども、やはりこの、外国に実際に行ってみなければ分からないことというのは数多くあると思います。
その意味でも、インドネシアの若い方々、日本に興味を持っている方々が、是非日本を訪れて、そして自分の目で日本を確かめて、そして日本について様々な経験をしていただけると大変嬉しく思います。
そして、将来的にこの日本に関心を持っているようなインドネシアの方々、またインドネシアに関心を持っている日本の若い方々相互の交流によって両国間の親善関係がより深まることを心から願っております。
記者)そういう意味では、ボロブドゥール寺院も良い経験になられたということではないでしょうか?
陛下)そうですね。私自身、やはり歴史についてもとても興味を持っておりましたし、それからやはりこのボロブドゥール寺院は仏教の寺院ですけれどもこの近くにはプランバナンなど、他のヒンズー教の寺院などもいくつもあるというふうに聞いております。
そういう面でもこのボロブドゥールはインドネシアの持つ多様性をよく表しているものなのではないかと思います。
記者)サンダルはいかがでしたでしょうか?
陛下)サンダルは思っていたより履き心地が良かったです。
そしてまたサンダルを履くことによってこの寺院を保存しようというそういった方々の熱意を強く感じました。
また一言付け加えさせていただければ、今日の説明でも、このボロブドゥール寺院を今後どのように保存していくかということについての説明を受けましたけれども、特に排水の面ですね。
水をどういうふうに逃がすかということで、中にパイプを入れたりとか、水を逃がしたりする様々な方法が講じられていること、そういったことも分かり、やはり遺跡をどのように保存していくかということにも理解を深めることができたこともとても良かったと思いますし、前にカンボジアで訪問しましたアンコールワットでも、遺跡の修復あるいは保存に多くの人々が現地の人々が関わっていて、それをまた日本の指導者が、上智大学の石澤先生をはじめとする方々がいろいろ指導して育てておられる。
このような文化交流などもが行われていることもその時知ってとても嬉しく思いました。遺跡の保存というのも本当に将来に向けてとても大切なことなのではないか、と思います。
記者)上からの眺めはいかがでしたでしょうか?
陛下)そうですね。特に本当にこの遺跡の大きさというものを改めて思いましたし、それからあとは周囲にある火山ですね。
特にムラピ山、活発な火山ですけれども、富士山に似た火山ですけれども、形をした山ですけれども、本当にこの上から見た景色も大変印象深いものであったと思います。
また昨日は砂防事務所を訪れまして、このムラピ山の噴火に対する砂防についての知識を深めることができましたことも、水のことをいろいろ取り組みをしている私としてもとても役に立ったというふうに思っております。
国賓として親善を深めに行ったというより、お金持ちがただ特別待遇で観光施設を見ることが出来た・・・程度にしか感じません。
「行ってみないとわからない」のは当然の事ですが、いわゆる天皇のいう「若い人」が気軽に海外旅行出来るような時代でしょうか?
あちらからは国費留学生とか実習生とかそういうもので格安に日本で学ぶ事は出来るかもしれませんが、日本の若い人は奨学金を返済するのに四苦八苦していたり、給料の安さを嘆いたりしているわけで、とても簡単に「実際に見る」なんて出来ないと思います。
天皇の言葉に「優越感」が垣間見えるのは皇后の影響でしょうか?
「私達は天皇と皇后なのでどこでも国賓待遇です」
感想も、「歴史が」といいつつ、全然歴史に触れていず、ただ「多様性」という言葉がはやりなのか何かと言えば「多様性」という癖があります。
仏教、ヒンズー教、イスラム教・・・多様性はあるかもしれませんけど、それっていい意味なのでしょうかね。
インドネシアが日本のように「どんな宗教でも寛容に受け入れる」のかと言えばそうではないと思うし。
重複した言葉や、「一言付け加えますと」でめちゃくちゃ「雅子様語」が身についてますます軽くなっていますよね。
結果的にインドネシアまで行って2日間静養した皇后。
何しに行ったのか。
週刊誌によれば、実は御所の玄関前で愛子内親王の見送りを受ける所に取材設定が入っていたが、前日になって中止になったそうです。
それだけで「皇后様は大丈夫か」と書く週刊誌。
何が「大丈夫」なのか全然わかりませんよね。体調?機嫌?
今度は愛子内親王の「体調の波」を心配しなくちゃいけないとは・・・とほほ。
本来なら飛行場で行われる出発の儀式もスルーした天皇皇后。
国賓なのに、観光旅行で終わってしまった感じがします。
ころころスケジュールが変更する事に、両国の世話係がどう思ったか。
23日の御迎えも秋篠宮両殿下のみのようです。
学業優先らしい愛子内親王は一生かかっても飛行場にはいけないでしょうし、公務も出来ないでしょう。
それを一々言い訳しながら生きていくのかと思うと国民が負担です。
そうそう、大野医師の随行も直前になって皇后が断ったそうです。
「大丈夫」だそうです。
だったら全部の日程をこなすべきでしたよね。
つまりは、体調ではなく行きたくない所にはいかないって事なんでしょう。
困った夫婦だなあと。