
天つ風(あまつかぜ) 雲の通ひ路(雲のかよいじ) 吹き閉ぢよ をとめの姿 しばしとどめむ
歌意 : 空吹く風よ、雲の通い路を閉ざしておくれ。天女の舞い姿をしばらくこの地上にとどめておこう。
作者 : 僧正遍照(そうじょう へんじょう) 816~890 俗名 良岑宗貞(よしみねの むねさだ) 六歌仙の一人。
「古今集」に「五節の舞姫を見て詠める」とある。
五節の舞姫たちを、天上から降りてきた天女に見立てて詠んでいる。
五節の舞は、毎年11月の新嘗祭に、宮中で行われた少女たちの舞いのこと。
公卿や国司の家の未婚の娘が4~5人選ばれて舞姫となった。
それぞれの家々では競って華美をきわめるので、その姿はたいへん美しいものであった。
※文英堂「原色小倉百人一首」参考
若くて、美しい女性の舞いであれば、しばら~~く見ていたいと思うのは、
男性ばかりでなく、同性でも同じでしょうか

でも嫉妬心もかなりあるかも



今日は上野へ書を見に行きます~~




カチッ




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