親戚から柿が届きました。
今年はいつになく「柿」で盛り上がっている我が家。
大量にゲットした柿を、お隣さん、ケアハウス、会社にとおすそ分けし、家でも毎日柿三昧
そこへこの柿が届いたのです。 え~~っと嬉しい悲鳴
ところが柿と言っても違うんですよ、これが
「太秋柿」・・・“たいしゅう”という品種、農林水産省果樹試験場で「富有」にⅡiG-16を交配、選抜して得られた大甘柿で、平成7年に新種登録された柿なんです。
特徴は、食感。 普通の柿は硬い時はカリカリとした食感ですが、この太秋柿は、サクサクっという感じなんです。
それに大きくて直径が10㎝くらい、果重は250g~400もある大玉です。
表面の果皮に黒い線や斑点がありますが、糖度が高く美味しい証拠なんだそうです。
この大きさを見ると、家の柿なんて小さくて・・・比較対照外です って比べてますけど。。。
スーパーに置いてあった小冊子から、ウンチクを少々。
歴史・・・野生種は中国で見つかっているが、日本でも弥生時代の遺跡から種が見つかるなど、古くから栽培技術が確立され、品種改良がすすんでいたことがうかがえる。
現在栽培されている品種の多くは18世紀中頃にはあったとされている。
分類・・・千以上の品種がある柿は、大まかにふたつに分けられる。
【渋柿】
【甘柿】―・・・ 【完全甘柿】 熟すと樹の全ての柿が甘くなるもの
富有柿(岐阜県原産。丸くて大玉。生産量全体の3割を占める)
次郎柿(静岡県原産、扁平で四角い形)など
∟・・・ 【不完全甘柿】 熟しても全て甘くなるとは限らず、
種の数が多い実は甘くなり、種の数が少ないと渋くなる
筆柿(愛知県原産。筆の先の形。同じ樹に甘柿と渋柿が混在)など
柿にはビタミンC、カリウム、カロテンなどが豊富に含まれ、栄養価が高い。
すべての柿には渋みのもとタンニンが含まれている。果実だけでなく葉にもビタミンCやタンニンが含まれるので、柿の葉茶としても利用。
干し柿の表面につく白い粉は、果糖とブドウ糖が乾燥したもので、漢方では柿霜(しそう)と呼び、咳止めや痰切り、止血などに効用があるとされている。
甘柿にもタンニンが含まれているが、渋くないのは、甘柿が樹で熟する時に、唾液で溶けない性質に変わるからなのだとか・・・。
また、「酒を飲む前に柿を食べると悪酔いしない」といわれるのは、柿に含まれるタンニンがアルコールを効果的に分解し、カリウムの利尿作用との相乗効果でアルコール分解を促進するため。柿ってすごい果物なんですね。この季節しか食べられない柿、味わって食べましょ
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