yopikoの、たなばた日記

フクロウグッズ・書・風景・植物や日々の出来事など、写真で気ままに綴っています♪

書に親しむ 「小倉百人一首」六十二番

2011-05-31 08:00:00 | 書(小倉百人一首)

             
      夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ


歌意: 夜の明けないうちに、鶏の鳴きまねで人をだまそうとしても、あの函谷関ならばともかく、この逢坂の関はけっして許さないでしょう。
  ―だまそうとしても、私はけっして逢うことを許さないでしょう。 


作者: 清少納言(せいしょうなごん)
     966?~1027? 清原元輔(きよはらもとすけ)(42番)の娘。
     一条天皇の中宮定子に仕える。『枕草子』の作者。

 宮廷の社交の場で即興で詠まれた歌である。

 『後拾遺集』の詞書によると、夜更けまで話しこんでいた大納言藤原行成が、宮中の物忌みがあるからと理由をつけて帰っていった。
 翌朝、「鳥の声にもよほされて」と言ってよこしたので、
作者は函谷関の故事(※参照)をふまえて、夜ふけの鳥の声は、あの函谷関のそら鳴きのことですねと返事をした。
 すると行成が「関は関でも、あなたに逢う逢坂の関」と、たわむれを言ってきたので、この歌を詠んだというのである。

機知をはたらかせ、相手の誘いをそらしてみごとに切り返している。
『枕草子』の作者にふさわしい、当意即妙の機知と、漢詩文の素養の深さとがうかがえる一首である。 

函谷関の故事【※中国の故事で、戦国時代、斉の国の猛嘗君が、秦に使いして捕らえられたが、部下に鶏の鳴きまねをさせて、一番鳥が鳴かなければ開かない函谷関を夜中に開かせて通り抜け、無事に逃げることが出来たという。】

                                     
                                          ※参考 文英堂 「原色小倉百人一首」


にほんブログ村 写真ブログ デジタル一眼(Canon)へ
にほんブログ村ランキング←ポチッとクリックお願いします

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かわいい福ちゃんTシャツ(No.534)

2011-05-31 05:30:00 | 【フクロウ】食器・雑貨小物など

母の日に、娘からフクロウのピアスをプレゼントしてもらいましたが、
娘がそのピアスをネットで購入した時に特典としてもらえたTシャツだそうです。





可愛らしいフクロウ柄なので、私がもらいましたが、

Mサイズ・・・ちょっと着られそうもないので、コレクションの仲間入りとします



にほんブログ村 写真ブログ デジタル一眼(Canon)へ
にほんブログ村ランキング←ポチッとクリックお願いします

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

☆ 御覧いただいてありがとうございます ☆ 

☆フクロウコレクションをアップ中~現在の数【841】 ☆25日は雑草倶楽部、9・19・29日は空倶楽部に参加中~  ☆使用カメラ NikonD750・レンズ24-120mm、70-300mm、TAMRON90mm、150-600mm。 CanonEOSkissX6i・レンズ50mm、10-18mm、18-135mm、TAMRON90mm、18-270mm。     FUJIFILM X-S10・15-45mm、50-230mm、SIGMA16mm。 ネオ一 Panasonic LUMIX 25-400mm。