玉川上水に親しむ会・12月例会の下見を担当の方と一緒に歩きました。
玉川上水駅から小平監視所へ
清流復活放流口
玉川上水の水辺に下りる事が出来る唯一の橋「上水小橋」
しかし、流れている水は昭島の多摩川上流水再生センターからの再生水(下水の高度処理水)です。
こもれびの足湯
「小平・村山・大和衛生組合」のゴミ焼却場の余熱を利用した足湯施設です。
焼却場の煙突から白い煙が出ていました。この施設は工事中でした。
中島町南公園の先で工事中。
看板には工事の説明が。新堀用水の改修工事。
素掘りのトンネル内やのり面を補強するようです。素掘りで148年経っていますからすごい事です。
覗きこむと土管が見えていました~
工事責任者らしき男性が詳しく説明して下さいました。
(たぶん)社長さんだと思われる方は、地元の方で、幼いころは玉川上水はかなりの水量が有り、
この辺りは堀が深く、落ちたら這い上がることが出来なく、落ちて亡くなる方・自殺者が多かったそうです。
たぬき堀り(胎内堀り)という独特な工法で、所々に竪穴を堀りそこから横につなげる方法です。
現在は大部分がマンホールに変えられましたが、4つだけ鉄柵で囲まれた穴が保存されています。
その穴の影響で、虫や温度差のある外気が中に入り込み、傷みが進むのだそうです。
玉川上水を見ながら育った方が新堀用水の補修工事に携わっているなんて縁が深い方なのですネ~
狭い穴の中の補強は結構大変で、そんな苦労話も教えて下さり、
良くご存じで、面白おかしく分かり易くお話されるので、講演をお願いしたいくらい楽しい一時を過ごしました。
完成が楽しみです。