11月成人の手本より
楷書
窓外鳥声閑
読み・・・窓外(そうがい)鳥声(ちょうせい)閑(かん)なり
意味・・・窓の外では、鳥がのどかに鳴いている。
行書
百鳥翔南征
読み・・・百鳥(ひゃくちょう) 翔(か)けて 南征(なんせい)す
意味・・・多くの鳥が南へ翔んでいく。
草書
客従遠万来
読み・・・客遠方より来たる
意味・・・遠方より客が訪ねて来た。
隷書
秋風紅葉村
読み・・・秋風紅葉(あきかぜこうよう)の村
意味・・・秋風が紅葉で彩られた村に吹き渡る
篆書
寒林古畫(画)圖(図)
読み・・・寒林(かんりん) 古画図(こがと)
意味・・・葉が落ちて寒々とした冬の林は、古い絵画にも似て趣深い
楷書、行書、草書、隷書、篆書
それぞれ特徴があり、書の奥深さと面白さを感じていただけたら幸いです。