たち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む
歌意 : 別れて因幡国へ去ったとしても、因幡の稲羽山の峰に生えている松ではないが、あなたが待っていると聞いたならば、すぐに帰ってこよう。
作者 : 中納言行平(ちゅうなごん ゆきひら) 818~893 在原行平。平城天皇の皇子阿保親王の子。
作者が因幡国の地方官として赴任するのに際して、都の人々と別れを惜しんだ歌である。
人々との別れを意味する「たち別れいなば」の言葉を、赴任先の因幡国の「稲羽山」に掛け、その山の「生ふる松」の「松」に「待つ」を掛けている。
複雑な構成による歌である。
都の人々との離れがたい思いが強調されている。
※文英堂「原色小倉百人一首」参考
春は別れと出逢いの季節ですね。
昨日、おとといと入学式があちこちであったようで、電車にも真新しい制服に身を包んで親御さんと一緒に乗っている中高生をたくさん見かけました。
希望あふれるこれからに、おめでとう!頑張って!とエールを送りましょうれ~~
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ありがとうございます 昨日の「パート主婦」はあぶない1位でした
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