yopikoの、たなばた日記

フクロウグッズ・書・風景・植物や日々の出来事など、写真で気ままに綴っています♪

書に親しむ 「小倉百人一首」 二十五番

2008-08-25 07:32:33 | 書(小倉百人一首)

名にしおは(ワ)ば 逢坂山の さねかづら 人にしられで くるよしもがな 
 
歌意 : 逢って寝るという名をもっているならば、その逢坂山のさねかずらは、たぐれば来るように、誰にも知られずにあなたを連れ出すてだてがほしいよ。

作者 : 三条右大臣 873~932 藤原定方(ふじわらのさだかた)。 
三条右大臣の呼び名は、京都三条に邸宅があったことによる。  和歌・管絃にすぐれる。


「人にしられで」とあるので、人目を忍ぶ恋だったのだろう。
さねかずらのつるをたぐるように、あなたを密かに連れ出すてだてがほしい、というのである。

相手を手繰り寄せることはできないにしても、せめて私のこの恋の重苦しさだけでもわかってほしい、という切実な願望から出た表現の歌である。


※文英堂「原色小倉百人一首」参考


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