去年の4月に一度訪れた事がありましたが、秋は今回が初めてです。

正門を入ると、返仁橋があり、この橋を渡って左に行くと武蔵野の面影を残す森が広がっています。
この豊かな自然の地に研究所を設立するに当たっては、故創業社長の「よい立木は切らずに、よけて建てよ」という意志を受けて、構内の樹木は極力守られたそうです。
その精神は現在も継承され、美しい自然環境が維持されています。
この自然の中にいると、とても駅近くで、一企業の構内とは思えません。
京都にでも居るような錯覚に陥ってしまいました。




水面は鏡のように静かで、真ん中に鏡を立てたようにそっくり水に映っていました。

この「大池」は1954年から1958年にかけて、構内数ヶ所の湧き水を利用し、湿地帯を改造して作られました。面積は約10.000㎡、周囲約800mで、この池を囲むように遊歩道があり、散策出来るようになっています。
つづく



昨日は2位でした

