綺麗な薔薇には棘がある。甘い話には裏がある。この基本さえ忘れなければ、この世の中で大きく道を踏み外すことはあるまい。そうは言っても、至る所に落とし穴があるから、気を付けないといけないのだが。アメリカに長く居れば追々分かってくるが、最初は慣れない事に遭遇する。
危ないのはSweepstakesの類だ。巷で売っているLottoは問題無いが、ある日突然、貴方に富くじ当選の知らせが来る。
アメリカに駐在として赴任した15年前、同じく同時期に赴任した部下が、ある朝、神妙な顔付きでやって来て、貴方にXXXXXドル当たりました!と書いたレターをおもむろに取り出した。聞けば心当たりは無いが、ホントの話かも知れない、と数日アレコレ悩んだという。これなど、昔からある騙しの手口の代表みたいなものだ。
最近出回っている新しい切り口のニセ富くじ当選の知らせが我がワイフに届いた。当選金額は12万ドルとある。騙しのポイントは、2000ドルから3000ドルの範囲で本物ソックリのチェックが入っている。振り出し人の会社もチェックの銀行も実在するからややこしい。実に手の込んだやり方だ。実在するから、うっかり騙される。
さて、手紙には何と書いてあるか。これまた、実在の会社のメンバーが対象とあり、その中に馴染みのWalmart, Costcoが入っているからニクイ。同封チェックは当選プロセスで発生する税金の支払いに当てろと、書いてあるから、「そうか、当選者に負担を掛けない仕組みをわざわざ考えてくれている」と、思わず納得してしまいそうである。一見すると、全てが嘘っぽくないのだ。
さて、このニセ富くじを見破る最低ポイントが3つ有る。
その1.封筒に差出人が無い。(これでまず、不審モードにならないといけない)
その2.手紙の冒頭がDear Sirs & Madamになっている。
(当選者の名前がないとおかしい)
その3.WalmartがWallmartになっている。
その他にも怪しい箇所があるが、上記ポイントだけで十分だろう。
銀行はバンクオブアメリカやワコビア等大手銀行の名前が平気で使われているのでくれぐれも御注意を。
危ないのはSweepstakesの類だ。巷で売っているLottoは問題無いが、ある日突然、貴方に富くじ当選の知らせが来る。
アメリカに駐在として赴任した15年前、同じく同時期に赴任した部下が、ある朝、神妙な顔付きでやって来て、貴方にXXXXXドル当たりました!と書いたレターをおもむろに取り出した。聞けば心当たりは無いが、ホントの話かも知れない、と数日アレコレ悩んだという。これなど、昔からある騙しの手口の代表みたいなものだ。
最近出回っている新しい切り口のニセ富くじ当選の知らせが我がワイフに届いた。当選金額は12万ドルとある。騙しのポイントは、2000ドルから3000ドルの範囲で本物ソックリのチェックが入っている。振り出し人の会社もチェックの銀行も実在するからややこしい。実に手の込んだやり方だ。実在するから、うっかり騙される。
さて、手紙には何と書いてあるか。これまた、実在の会社のメンバーが対象とあり、その中に馴染みのWalmart, Costcoが入っているからニクイ。同封チェックは当選プロセスで発生する税金の支払いに当てろと、書いてあるから、「そうか、当選者に負担を掛けない仕組みをわざわざ考えてくれている」と、思わず納得してしまいそうである。一見すると、全てが嘘っぽくないのだ。
さて、このニセ富くじを見破る最低ポイントが3つ有る。
その1.封筒に差出人が無い。(これでまず、不審モードにならないといけない)
その2.手紙の冒頭がDear Sirs & Madamになっている。
(当選者の名前がないとおかしい)
その3.WalmartがWallmartになっている。
その他にも怪しい箇所があるが、上記ポイントだけで十分だろう。
銀行はバンクオブアメリカやワコビア等大手銀行の名前が平気で使われているのでくれぐれも御注意を。