よし坊のあっちこっち

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安全運転ー車社会アメリカと電子機器の攻防

2010年08月06日 | アメリカ通信
車社会のアメリカ。日本のように、ちょいと近所に買い物で歩きやチャリンコ、という訳にはいかない。ほぼ100%車のご厄介になる。だから、80歳過ぎた、今にも倒れそうなご老人でも車で買い物に来る。ハイウェーの低速レーンで、昔ながらの大型のアメ車がノロノロ走っている場合、大抵がそういった高齢の方々である。アメリカのハイウェーは怖い。突然隣のレーンに巨大な24トントラックが唸りを上げて並走するから、その音だけで一瞬恐怖に晒される。ウッカリするとハンドルを取られかねない。強風にあおられてハンドルを取られる事はあるが、巨大トラックの心理的風圧でもハンドルを取られる。しかも、このトラックがタマに横転するから怖い。カーブのところは要注意だ。ジャックナイフをやらかす事もある。並走してたらこっちもペシャンコだ。

今、車の危険度で最も高い原因の一つが携帯電話の類で、各州とも走行中の携帯電話使用に対し、警鐘を鳴らすとともに、法的規制を掛けようと必死だが、強制力のある規制が進まず、一方事故は増えるばかりときている。

しかし、技術の進歩は凄いものだ。アトランタの会社が朗報をもたらした。車のスピードが5マイル以上になると携帯電話が使えない技術を開発したという。実質的には、車に乗ったら使えない仕組みだ。近々、これを搭載した携帯電話が売り出されると言う。携帯機器に関しての、正に命を賭けた攻防戦が続く。