よし坊のあっちこっち

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検察世界のちょっといい話

2010年10月02日 | いろいろ
検察一大不祥事事件という、限りなく暗い話が続いているが、今日は、検察世界のちょっといい話について。

今回の検察不祥事が出たので、久しぶりに以前読んだ本を取り出し、読み直してみた。札幌の高検検事長を最後に退官し、国会議員となった佐藤道夫の「検事調書の余白」と言う本だ。

読み直してみて、あらためて、佐藤道夫の見識と洞察に頷く事多数(と言うか殆どだが)にして、”ちょっといい話”が全編に宝石のようにキラキラ散りばめられている。この人の文章力も、格段に優れ、読む者を飽きさせない。大した文筆家でもある。

事件を起こした市政のヤクザの話から、自衛隊や海外派遣に関する問題、いつも話題となる政治資金規正法等など、様々な分野に渡って、事件に関わった人達のこと、時には難しい背景を分かりやすい数行の法律論で、素人の我々に講義をしてくれる。一服の清涼剤にして、必読オススメ本である。読むにつれ、「目から鱗」の連続となる。

それにしても、今頃、検察不祥事をあの世で嘆いているに違いない。