よし坊のあっちこっち

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ラッキーガール:再び輝いたカーリ・ロイド

2012年08月10日 | サッカー
再びの日米決戦。アメリカがやはり強かった。技の前の体力負けとも言える。

先発メンバーを見てアレッと思ったのはよし坊だけだろうか。ベンチを暖め続けていたMFシャノン・ボックスが久しぶりに先発に出てきたからだ。コーチのスンダーゲは何かを考えている、そんな起用の気がしてならなかった。この予感は当たっていた。昨年の雪辱、リベンジの為にスンダーゲが用意した、隠れた特別メニューだったのだろうと今にして思う。その期待に応えるべく、ロイドは二点をたたき出した。

勝利の後「後ろにシャノン・ボックスが居たから思い切って前に出る事が出来た」とロイドは語っている。ロイドをもっと攻撃に参加できるように敷いた布陣が功を奏したというべきかも知れない。ワンバックやモーガンの強力FWコンビに気を取られる隙にロイドが走る、そんな構図だった。今大会、相手チームは忘れたが、ロイドが強烈なミドルシュートを決めた試合がある。その同じシュートを二点目で再現して見せた。見事にど真ん中を突破した、日本にとっての完敗シュートだった。

北京五輪の決勝戦でウィニングゴールをたたき出したロイド。10番を着けた北京のラッキーガールは雪辱を期した大舞台で再び輝いた。