よし坊のあっちこっち

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オール・ホワイツ

2009年11月08日 | サッカー
ニュージーランドと言えば、なんといってもラグビーのオール・ブラックスが有名だ。黒のウェアで国技を背負って立っている。

手に持って走ると強いが、足で蹴ると弱い。そんなサッカー弱小国が、変わりつつあるから面白い。その名も、ラグビーの向こうを張って、All Whitesときた。写真は黒一色で、まるでAll Blacksだが、実はホームの試合は真っ白、アウェイは真っ黒だから、これまた面白い。

大洋州ブロックは長らくオーストラリアの指定席だったか、何年か前に豪州がアジアブロックに入った為、NZの国際舞台への露出が多くなり、それに連れて力を付けつつあるような気がする。弱かった豪州があれよあれよという間にアジアブロック最強になったが、NZも同じ道を歩もうとしているかのようにも見える。

この間終わったU-17。決勝ラウンドには進めなかったが、見事予選ラウンドを突破。日本は予選ラウンドも突破出来ていない。豪州の躍進の原動力の一つは、中心は豪州と同じく先祖イギリス人連中だが、これに身体能力の優れた土着の人達が台頭してきた事のようだ。

巷に「草食系男子」等と言われる世代グループが言いはやされているが、日本のスポーツは正に草食系人種がやっているようなもので、身体的競争では、肉食系に対しては相当に分が悪い。同じアジアでも韓国はU-17のベスト8にも残り、この国は焼肉の国だから、肉食系と勝手に思えば納得である。

来年のワールドカップのアジア大洋州枠の残り一つを掛けて今月NZは戦う。来年のキップを手に出来れば、サッカー元年になるかもしれない。草食系日本の益々の地盤沈下が見えてくる。


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