よし坊のあっちこっち

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OWN二つはいただけない

2010年06月02日 | サッカー
先行されると勝てない、先行しても逆転される、格下に簡単に負ける、格上には絶対勝てない、これが、よし坊の日本代表チームの常なるイメージである。格上には今まで勝ったことが無いのかと聞かれれば、「有る」が正解だが(例えば前回ワールドカップ前のドイツ戦や、アトランタ五輪の時のマイアミの奇跡)、「それ程強くは無いけれど、たまにサプライズ勝利をしてくれるから面白い)というレベルまでには到達していないのだ。だからランキングも30台後半から40台をウロチョロするばかりで、一向にランキングも上がらない。その内、サッカー後進国のアジアから、中国を含めドンドン上がってきたら、ますます地盤沈下となる。

さて、イングランド戦。選手入場で、長谷部がキャプテンマークを付けて出てきたので、今日は違うな、とは思った。監督は彼にChanging agentの役割を託したのだろう。そしてトゥーリオの先制点。しかし、後半のOWNの2点はいただけない。

イングランドはラッキーな2点で勝ったような言い方が見られるが、要するに日本のディフェンスラインが間に合わなかった証であって、やはり、イングランドの攻撃の結果なのだと考えないと間違える。日本側のアンラッキーでもなく、イングランドのラッキーでもない。これがランキングの実力だと心得るべきだろう。

収穫は、中村俊が故障でベンチだったとしても、彼が居ないほうがチーム全体が機能するように思えるのと、川島がよく止めていたことだろう。本番でも中村俊はベンチスタートが切に望まれる。

トゥーリオの先制点。この時のベンチの動きを全て見れたわけではないが、気になった点がある。画面に映ったのは、監督が相変わらずの渋顔と言うか、無表情というか、動きなし。ヨーロッパや南米の試合を観ると、ここぞと言うときの監督のオーバー目のリアクションがある。日本人は何故感情を押し殺し、それが日本人の所作である、風な顔をするのか。リーダーたるもの、ここ一番で喜怒哀楽を「見せる」ことで、場を盛り上げることをやらないと。年がら年中やらなくてもよいが、あの先制ゴールは、韓国戦惨敗の後だけに、パフォーマンスをしないといけない場面だろう。

2-0での敗退を予想していたので、一点入れたから良しとしよう。


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