さて、今回の最終視察地「観光わらび園」です。
責任者が慣れた口調で説明して下さいます。
山菜の種類、価格もさるものながら気になったのは「木灰」の説明です。
「今はセシウムの関係で販売は禁止になっています」そうか、ここも福島に近いものなー。
「しかし、採取した山菜からは放射性元素は検出されていません」納得!
昔は牛馬の餌となる草の草刈り場だったとか。
そして、牛馬の餌場としての役目が終わるとワラビが繁茂して、競って住民が採り始めた。
ワラビ採り競争が激化し、これではならないと「観光わらび園」の開園を考えたのだそうです。
うーん、待てよ、こんな風景どこかで見たことがあるなー。
あ、そうだ、市営か民間委託か指定管理者かともめ続けている我が魚沼市のスキー場そのものの風景ではないか。
こんな方法で取り組んだらどうかなー。
説明を聞き凄い利益を生み出すとは言えないと分かっても、やって見る価値は有ると感じましたね。
根拠に、字が薄れて見にくいけれどほら、「開園30周年」と有るではないですか。
私たちを前に少し言いにくそうではありましたが、お客の多数を占めるのは新潟からの客とか。
我が魚沼市も毎年スキー場の存続か廃止かなんて毎年もめごとの種にするのではなく、
こんな事に挑戦したらきっと明るい日差しも見えるぞ。なんて思いながら帰りのバスの車中の人となりました。
思い出しますねー、ワラビ栽培の先駆者「船山」山の言葉を。
「植えてから、採れるまで4年かかるぞ、始めるんなら早いうちだな」なんて言葉をね。
スベルべもそろそろワラビを植える準備でも始めましょうか(大笑)。
(終わり)