出会いの鐘からもう一踏ん張りの最後のピーク。
こんな急坂も、スベルベの同級生が主になって木製の足場を整備していてくれて楽に登れます。
この急坂を登り切って見る越後三山です。
ここから見える山々は登ったことがある山がほとんど。
ただ、山々を見て美しいと思って見るだけではなくてそれぞれの山に思い出があるのも嬉しいこと。
若いころから、登山を続けたからこその思い。経験を有難いとつくづく実感するのです。
向こうに見えるあずまや、方位盤のところまで歩きたいと思ったけれど、スベルベママは帰りたいという。
帰って、彼岸の中日の来客に備えて準備することが多いというので、言葉に従いました。
方位盤の場所にカメラを構えた人物が見えますが、分かりますかね。枝の間ですよ。
写真を少し気取って、杉の枝、松の枝を入れてみました。
白く輝く、守門岳の左に粟が岳が顔をのぞかせています。この場所から見えて登ったことが無い山の一つです。
まだ、登ったことの無い山はいずれ登ってみたいものだと思っています。
中越地震や新潟福島豪雨で荒れた近くの山々ですが、その向こうに米山と刈羽黒姫山が見える。
ここから見て、登ったことの無い山の一つがその刈羽黒姫山です。
これもそのうちに登ろうと二人で相談しました。
体力の残っているうちに、すべての山々を登ってみたいものだと思っています。
(終わり)