長いコースを歩きながら歩いてきたコース、遊歩道を振り返る。
なだらかだけれど、結構延々と続く長いコース。中越地震、新潟福島豪雨で荒れた様子も見てとれます。
目的地に近づくと道標が二本たっています。
「栃原峠」は、旧三国街道の一部に当たります。川沿いの道は流れで変遷しやすく変わらない山を選んだのか。
汗ばみながらもようやくFM塔に到着。
ここは、魚沼市と南魚沼市との境界でもありますね。
二つある塔ですが、それぞれの役割はよく分かりません。
でも、電源である電線も引いてあり、非常用電源、発電機もある重要な施設のようです。
「えっ!ここは何処なの?」なんてスベルベママが叫ぶ。
そう、尾根栃原峠を越えると、眼下に広がるのは南魚沼の広大な「八色原」なのですから。
思ったよりも遠い道のりでしたが、あの石碑から見た越後三山とはまた変わった趣。
ぐんと、山々が近く見えるのですから、スベルベママの言葉も分からなくはありませんが。
3時間近い行程でした。かかないようにと思った汗もそれなりに背中を濡らす。
登山中は出会わなかった登山者も下山中には何人にも出会いました。中には休校になった小学生連れのパパも。
汗もかいたし、それなりに足も疲れたし日帰り温泉にでもと「越後川口温泉」へ。
駐車場に到着しガラガラな状態にラッキーとばかりに喜んだのでしたが・・・。
なんとなんと、玄関には「コロナウィルス対策のため、1日から15日まで臨時休館」の張り紙。
ご時世なんですね。でも、全国的にコロナウイルスの影響は広がっていて心配でもあります。
(終わり)