畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

歴史に刻まれた、大雪小雪の雪の話(その4終わり)

2020-03-28 06:11:14 | 自然

   歴史に刻まれた、大雪小雪の雪の話(その4終わり)

 ところが、久しぶりそれ以降の『年輪』、令和1年に発行された第44号にその混乱、

疑問を瓦解させてくれる文章があって、気持ちもすっきりとした次第。


 それによると、小雪は昭和6年暮れから昭和7年にかけてとあり、

昭和7年2月25日まで全然雪が降らなかったとあった。

これが真実だとすると、清水トンネルの開通、小雪、

そして大雪や御岳山の石碑の建立の話が無理なくつながってくるのだが。

 

 「38豪雪」と呼ばれた豪雪は、37年暮れから38年にかけての豪雪。

「56豪雪」は55年から56年にかけての豪雪で、年明け、新年の雪の多さが語り続けられている。

もう少し調べないと、昭和6年から昭和9年にかけての気候、

降雪状態は頭の中で整理のつかない部分も残ってしまっている。

 

 2月も末に近づいてきた現在。この文章を書いている24日も青空が広がり気温は10度台を楽に超えている。

3月に入ってもこんな状況が続いたら、畑仕事も山菜取りも気になってくる。

それまでに古い書物に触れ、そして、雑文も書けた今シーズンは私には幸せな冬となったのだ。

        (終わり)

   雪の無い2月中に徒然に書いた文章です。

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スズキチに春を届ける

2020-03-28 04:52:09 | 野菜

 めったに見られない珍しい野菜ですよ。

とは言っても元は「ターツァイ」。昨秋の採り残しの株から伸びた芽でした。

 一昨日夫婦で山の畑に行った際、美味しそうな野菜が多くて昨日のスズキチの仕入れに出荷。

7時半頃に山の畑に向かい二人で一時間ほど収穫と、昨秋の跡片付け。

 

 これも珍しい青々としたとう立ち。

先端には蕾も見えて、開花寸前。あ、今思ったけれども咲かせて種を取っても良かったなー。

 

 根元は、この聖護院蕪でした。

聖護院蕪はきっと固定種だから種を取って使えるはずでしたね。

 

 青々とした元気な葉が開き始めていました。

これは葉を食べるものではありませんよ、さて何でしょう。

 

 ゴボウの新芽と葉でした。雪の少ない冬で秋からぐんと伸びていましたよ。

これは出荷なんてしません。スズキチの仕入れ担当に見つけられたけれど「自家用」とお断り。

 昼食にさっそく、ニンジン、レンコンと合わせて「キンピラ」で食卓に上がりました。

他にも、紫色の小松菜「紫祭り」とか同じく紫色の白菜「紫奏子」なども採れ、合わせて出荷したのでした。

 写真は撮らなかったけれども最も大量だったのは太く育ったポロネギでした。

太いものを30本出荷し、我が家でも夕食にポタージュスープになって登場。

孫が「おいちいねー」なんて盛んにほめて、一生懸命に食べてくれましたよ。

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