道具は全て船のオーナーの持ち物を借用です。
リールは小型ながら、中々の優れもの。出たラインの長さはメーターに出る。
タナをセットすることも自由自在。一度釣れた場所でボタンを押すと、次からはそこで音で知らせる。
サミングと言ったらよいのか、親指の下を押下するとラインは出るが、親指で落下速度を調整。
一投目から当たりがある。向こう合わせという感じで掛かった。
まだ、オーナーが仕掛けの準備をしているうちに釣れたのでした。
少し遅れて仕掛けを投入したオーナーの竿にもヒット。
スベルベはタモ入れを手伝ってもらったが、ベテランは自分で取り込みます。
船底には生簀があり、たちまちその中に何匹もの釣り上げた鯛が。
優れモノの生簀で、船が走行すると海水が自然に取り込まれ新鮮な状態を保つ。
釣り上げた鯛は、こうやってエラの一部にはさみを入れて血抜き。
尾部に刃物を入れる方法もあるが、これが簡単で間違いなく、やがて仮死状態に。
知り合いの船には3人の釣り人の姿が見える。
釣果の情報交換をすると、なんとこちらの釣果に驚かれました。
初心者のスベルベとベテランのオーナーが同じ釣果であちらを凌駕。
鯛釣りは初めてとは言え、子供の頃から釣りに親しんだスベルベの経験は無駄ではない。
(続く)