畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

行こか戻ろかあの崖に(その2)

2024-05-01 04:42:49 | 山菜

 木の上では、ウグイスが耳うるさいほどに鳴き交わす。
のんびりしてよい気分ではありますが、斜度の強い斜面は怖いですよ。

 気合を入れて、雑木をロープ代わりに斜面に入る。
有りましたよ。ほら、独活の株が大きくて、繁茂状態。興奮しますよ。

 ただ、うかつに足は踏み出されない。落ちたら怪我は覚悟しなければならない。
何せ、五年前になるのかなー、ゼンマイ取りで大転落、大落下をした苦い記憶がありますから。

 ま、この辺りだったら斜度も緩くて危険性は小さい。
持参の小さな草取り鎌で足場を切って確保し、採ることにしましょうか。

 地肌むき出しの斜面だったら見つけやすい独活も、草が伸びると見つけにくい。
でも、昨年秋までに伸びた、いわゆる「独活の大木」が枯れていて、たどったら見つかります。
「行こうか戻ろか南稜テラス、戻りゃおいらの心がすたる
行けばあの子が涙を流す、山の男はつらいもの」でしょうかね、気分は。
        (続く)
コメント (4)
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