山の端の雑木が風にあおられて葉裏を見せていました。
強弱を繰り返しながらも、風が収まる気配は見えない山の畑です。
これから作付けが始まるであろう隣のデントコーン畑にも強風が吹きつける。
手入れされず、酸性化が強いと思われる畑一面に生えた「スギナ」が波打つように揺れます。
サツマイモ畑、畝を見て愕然としました。
はぎ取る際の手間を考えて、ぎりぎりの土で抑えたマルチが剥がれていました。
37本作った畝でしたが、半分近い10数本の畝のマルチが剥がれています。
大げさのようですが、目の前が真っ暗になるような気分に襲われてしまいました。
強風が治まると、天候は回復し晴れて来るらしい。
そうなると、剥がれたマルチの重なり部分が圧着されたように張り付いてしまうのです。
(続く)