畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載328「なって見なけりゃわからない」(その1)

2024-12-21 06:42:56 | 暮らし
  元気だったあの頃


   なって見なけりゃわからない(その1)

 最近「ずずらご」とも地域では呼ばれる「帯状疱疹」が増加傾向にあるという。これって、結構対処が難しい。どの病院の何課の診察を受けたらよいのだろうか。一つ対処を間違えたら大変なことになるとは、口伝に聞いていた。特に、顔面耳や鼻に発症し、処置を間違えると大変な後遺症が残るとも言う怖い話さえ耳にする。

 今では、生涯に三人に一人が罹患するとさえ言われる、珍しくも無い病気にもなったようですが、実態はどうなのだろう。
 他人事のように語るのは簡単だが、それはあくまでも耳知識。見聞によって知ることが多いのではなかろうか。という事でその、簡単なようで難しい病「帯状疱疹」に罹患した経験話しです。

 あれは、今から10数年前の事だろう。思いもしなかった症状が現れたのは、還暦の記念すべき同級会の直前だった。毎日の畑仕事に疲れて、風呂に入ろうと裸になり異変に気付く。虫刺されのような赤い斑点が胸から、腹にかけて広がる。気になり、触ってみると、なんだか気になるイラっとする感じ。痛いのでもなく、かといって痒いわけでも無い。

         (続く)

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