畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載328「なってみなけりゃ分からない」(その2)

2024-12-22 04:35:33 | 暮らし

  元気盛りの還暦の頃 

    なってみなけりゃ分からない(その2)

 気になり、身近な人たちに症状を話すと、それは「ずずらご」、医学的には「帯状疱疹」の代表的な症状ではないかという意見が多い。そこで、今は高齢化により廃業された皮膚科専門の開業医の門をくぐったのでした。
 皮膚科専門という先生はかなりの年齢と見た。そして、看護婦さんさえ奥さんでも無かろうが、かなりのご年配。

 診察を受けたら、そのお二人が口を揃えて感嘆の言葉を口にする。「これは典型的な帯状疱疹ですね。医学生に見せてあげたいほどだ」なんて言われる。そして、「今は良い薬が出ているから心配はありません」とも、付け加えられる。
 そのころ、近くの飲食店のマスターが漢方系なのか、キノコの一種「メシマコブ」を煎じた汁がどんな病にも薬効を現わすと言って愛飲していたのでした。幸いなことに私の話を聞いて、その煎じ汁を分けて頂けることになり、何日か続けて服用した。
             (続く)

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