さて、いよいよ畝建ての開始です。メジャーと建設用の水糸をピンと張って作業開始。
万事がずぼらでいい加減なスベルべも、この畝建てだけはこだわりの仕事。
水糸を真っ直ぐに張ることはもちろんです。
でも、心穏やかに真っ直ぐに下を向き、無我の境地で仕掛けることも肝要。
晩酌の事とか、うーんきれいな女性の事とか心を乱してはいけない。
心の乱れは畝の乱れ。ひたすら無我の境地、禅のような心でひたすら励むしかありません。
この下の畑は小石混じりで鍬も使いにくい。
したがって、いくら心穏やかでも多少の畝の曲がりは出てしまいますね。
この後、木の板を使い畝を均しながら手で土塊をこなしました。
後は温度、気温の上昇を待ってマルチシートを張ります。
なぜ気温の上昇を待つかと言うと、マルチを最大限に引っ張って張ると奇麗に仕上がる。
ここは、「オカヒジキ」の植え付け予定場所だけれど、ピンと張ったマルチは穴も開け易いのです。
すっかり雪が消えましたね。知り合いの方が先日田舎の新発田市に帰ったらまだ雪がドッサリあったと言っていました。
スベルべのように建築用の水糸まで張っている人はあまりいませんね。
良く見るのは、荷造り用の白いビニールひもですね。
他人様の畝も曲がって見えると、思わず直して上げたくなる欲求がわきます(笑)。
ま、単にこだわりって言うだけの事かも知れませんが。