サツマイモ畑の一隅が色づいています。
ネギ畑の隣、もっとも遅く植えたサツマイモです。
まれに咲くことがある。と、言うほどの珍しいサツマイモの花。
それがどういう事でしょうか、こんなにたくさん咲くお花畑になっているのです。
小さな朝顔に似た花です。
サツマイモの分類で「ヒルガオ科」って聞きましたがまさにヒルガオの花ですね。
花のもとには、小さな蕾がたくさん見えます。
但し、この蕾がすべて開花するのではなく、大きな蕾だけが咲いた模様。
実は、このサツマイモの品種名は「ムラサキマサリ」なのです。
あまり市販されていない種類なので、苗は毎年自分で起こしています。
黒に見えるほど濃い紫色の珍しい品種。
掘ったばかりは、甘さを全く感じないケーキ用のサツマイモ。
でもね、誰もが知らないでしょうが、低温で保存すると信じられない甘さに変化する。
焼き芋にすると、そのまま羊羹のような甘さを感じさせるのですから、不思議ですね。