畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

山の畑に秋が来る

2016-09-12 04:12:47 | 自然

 猛烈な暑さが続いた9月でしたが、それでも秋はやってきています。
ススキの穂の向こうには、秋の空、秋の雲が広がっています。



 いつの間にか畑の脇の山栗も実の重さで畑に倒れ掛かって来る。
小さいけれども、美味しい美味しい、山栗です。



 山栗に限らず栗はイガの針が交差するようになると実が充実してきた証拠。
もうすぐ、笑割れて実がこぼれ落ちるようになります。



 畑の向こうのススキも穂を盛んに出して秋の演出。
春にはあそこがカタクリのお花畑だったなんて信じられません。



 サツマイモ畑の向こうの蕎麦畑ももうすぐ花が満開になるでしょう。
いつの間にか、暑かった夏も過ぎ去り、冬の雪も心配される秋の深まり行くさまです。
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人間ドッグの結果は?

2016-09-11 04:22:55 | 暮らし

 去る8月25日にスベルべ夫婦は日を合わせて人間ドッグへ。
ま、多忙さが続く日々の中で、一緒に一日のんびりと。なんて魂胆も。

 予定よりも早く結果が郵送されてきました。
果たしてスベルべ夫婦の運命やいかに・・・・。

 うーん、当日の医師のお話は最悪。2人ともなんとビールを控えるようにとのご託宣を受けていたのです。
2人で口をそろえ「えー、それじゃ何を楽しみに生きたら良いの!」なんて悲鳴を(笑)。



 でも、当日の医師による総合診断で落ち込んでいたスベルべには朗報とも言える内容も。
ほらー、体力年齢はなんと52歳ですよ。

 息高々にスベルべママに教えると・・・・。
「あら、私なんて43歳よ」だってー(大笑)。とてもそんな若夫婦には見えませんからねー。



 足が小さいためだと言い訳しているが、片足立ちだけは標準並み。
でも、その他は優れていて、特に「全身反応時間」の早さなんて、長年続けたバドミントンの成果かな。



 行動を持続する力、仰臥足上げなんて農作業で鍛えた腹筋力で平気の平左。
おかげさまで、小学生にバドミントンを教え、一緒にコートを駆け巡っていますからね。

 結果におごることなく、ビールを焼酎に代えて頑張ろうか。
人間は何をしなくても加齢によって不具合なことは起きてきます。

 そんなことを常に頭に置き、日々を送ろう。
なーんて、思うのですけれども、またどうせ三日坊主でしょうね(大笑)。
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小学生四人組がやってきた

2016-09-11 04:20:16 | 暮らし

 金、土曜日と今度は小学生の一泊二日の農村体験を受け入れ。
先月8月の中学生の2回にわたる、4人の二泊三日の農村体験に続く3回目の受け入れです。



 彼らは四泊五日の長い行程の最後の一泊を魚沼市内のそれぞれの家庭に分散宿泊です。
もっと、多人数の小学生かと思ったら、意外と少ない。前回の中学生が多かったから感じる事かな。



 事前に頂いていた、プロフィールの写真で顔を覚えているスベルべ。
見まわして、すぐに4人を見つけて手を挙げると、向こうも気付いて手を挙げて答える。



 家に連れ帰り、先ずはスベルべママとも対面し、自己紹介しながらお茶を飲みます。
そして、荷物を宿泊する部屋に運び、自家製トマトをたっぷり使ったスパゲティーで昼食。

 休憩の後はさっそく山の畑に行き農業体験。
先ずはニンジンの収穫です。「葉っぱのついたニンジンなんて初めて見た」なんて声も。



 初めての体験と見ましたが、スベルべママの手ほどきで次々と収穫。
スベルべは、次の仕事「サツマイモ掘り」の準備で蔓を切っていました。



 続いて子供たちは、サツマイモ掘りで手を汚さないうちにトマトの収穫。
山の畑のトマトは元気よく繁り、子供たちが隠れるてしまうほど。

 この後、サツマイモ掘りへと仕事は進みますが、残念ながら写真は撮れなかった。
なぜならば、ケーブルテレビと市の広報の取材を受けカメラを出す暇もなかったのでした。

              (続く)
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連載81-2「冬の岩手路の旅」

2016-09-10 19:31:40 | 山菜

 めったにない冬の客に重い腰を上げたかのようなおばーちゃん
遠野の昔話を聞かせてくださいます。ここでも聴衆は4人なんですから。

冬の岩手路の旅(その2)

新米ガイドの朱美ちゃんは、一生懸命にメモを見ながら手抜き無しで説明してくれる。
でも、「右てをご覧下さい。右に見えてきますのは」とガイドしてくれるのだが、実は自分から見ての右。
私達から見ると左だと言うご愛嬌。そんな初々しさも嬉しい。 
二人のためにだけ、民謡も披露してくれる。

 佐々木運転手は、無理の無いスムーズな運転をしてくれる。
東北人らしい純朴二人と快適な、でも少し照れくさいバスの旅となった。

 観光地、旅館も同じ事。龍泉洞と言う鍾乳洞に入ると何やらにぎやかな声。
誰か先客がいると喜んだのだが、なんとこれは無人の説明放送の声だった。
さすがに二人では気持ちの良いものではなかった。
そそくさと、予定所要予定時間の半分程で回り終えてしまった。

 浄土ヶ浜のホテルに入る直前、二人は遠慮がちに言った。
「明日も私達のバスに乗っていただきます。」私達に不満など有ろう筈もないが、
又二人だけと思うと少し気が重い。      
宿に着き桧風呂に入ると言って、張り切って出かけた妻は、誰も居ず怖かったと早々に引き上げてきた。

             (続く)
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連載81-1「冬の岩手路の旅」

2016-09-10 04:36:39 | 旅行

 仏が浦海岸の断崖の上のホテルはパンフレットに載っていた最上の部屋でした。


 写真の日付を見ると14年前の風景。
この後、あの痛ましく忌まわしい東北大震災、大津波に襲われることとなりました。

    冬の岩手路の旅
 
 毎日暑い日が続き、畑仕事には最悪な季節ですが、これは大変寒かった冬の旅の話。
何時の間にか勤続三十五年となり、会社から記念の旅行券を頂いた。
妻と相談し、春からは忙しくて無理なため、雪の時期の旅と決まった。

 妻はJR社員の家族であるうちに、汽車の旅をしたいと言う。
あれこれ考え、パンフレットを集めて出た結論が東北旅行。
なに二人共雪国生まれ、寒いのには慣れてるさ、と気楽に考え、岩手県を行き先に選んだ。

 当日、朝六時過ぎに家を出て、新幹線を乗り継ぎ、十一時少し前に盛岡駅に着いた。
案内どおり西口に向かい、目的の会員バス「魚菜王国二号」を見つけた。
勇躍乗り込むとどうやら一番乗り。

 しかし定刻少し前に、私達夫婦を乗せただけで発車してしまった。
少し走ったところで怪訝に思い、ガイドさんに尋ねるとなんと客は私達だけだと言う。
大変な事になってしまった。五十人乗りの観光バスを、二人で借り切ってしまったのだ。

             (続く)

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