昨日の朝です。農天市場の営業を控えて山の畑でサツマイモを掘ってみます。
先ずは畝の端をスコップで掘って張ってある透明マルチをはぎ取る。
何年サツマイモを作っていても初掘りは胸がときめきます。
他の種類は掘っていましたが「黄金千貫」は初掘りだったのです。
サツマイモは、右側のお尻がプックりとした形になると掘り頃。
成熟してプックりと発達して美味しそうなんて人間と同じかな(笑)。
中々の良型揃い。
感覚的に見て、例年よりも1週間から10日は成長が早い気がする。
そして、気温が高めの年はサツマイモは涼を求めるのか地下深く入りたがる。
手で掘りきれないものはスコップを使って慎重に掘ります。
こうして掘ったのはジャガイモを掘りあげ、秋野菜を播いた隣。
蔓が秋野菜の邪魔にならないようにと考えての仕事でもあります。
10数株の黄金千貫を掘ってこの量は上々の出来ですね。
思わず口をついて出るのが「ネーネーズの黄金の花」の一節。
「黄金の花が~咲くと言う~🎵」ですね。
この真っ白なサツマイモ黄金千貫は元々はイモ焼酎の原料として有名な種類。
スベルべトーちゃんが買う安酒のイモ焼酎には「黄金千貫」10%使用。
なーんてうやうやしく書いて有ったりしますからね。
でも、焼酎の原料になると言う事は澱粉が豊かと言う事でもありましょう。
そのためか、焼き芋にしても、芋天にしてもホクホクとして美味しいのです。
さて、また「黄金の花」を歌いながら掘りましょうかね。
何せ、昨年農天市場を訪れて「黄金千貫」を見つけて大喜びし、「来年も予約~」なんてお客さんがいましたから。