伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

2008-01-10 23:07:16 | Weblog
子供の頃に、雲の中ってどうなっているのかとよく思っていた。
下から見るときれいな白い雲が、様々に形を変えて移動していくではないか。
もちろん雨雲もあるのだが、ゆきたんくは白い雲のほうが好きである。

そのあこがれの雲の中を経験できたのはつい最近のことである。
家族で東北旅行をした時のこと、青森は竜飛崎近くの高台にある鳥瞰台にいて、えらそうに周囲を見渡していた時のことである。雲が自分たちを飲み込むように迫ってきた。周囲はうっすらと見える程度の視界になった。数秒後には透き通った青い空の向こうに雲として流れていた。旅客機のパイロットはこれに近い体験を何度もしているのだろうが、窓越しである。子供の頃からあこがれていた雲の中を味わうには時間が短すぎた。

さて、タイトルは霧である。なんで雲を先に持ってきたかというと、竜飛崎近くで経験したことを平地で経験したからである。

場所はウェールズ(イギリス)のパンディーというところにあるB&Bパンディー・イン(ここに泊まった)の近く。朝得意の散歩に出かけていた時のことだ。サラサラサラーと音がしたと思ったら、写真にあるように、雲が右から左に流れていったのだ。パンディー・インを包み込むように…
あっという間だった。今にして思えば動画を撮っておけば良かったが、写真一枚を撮るのが精一杯の速さだった。ところで霧って走るよりも早く動くのかい。
霧は景色を遮るように、そこらへんに漂っているのではないのかい。

一体、あの動く霧は何だったのだろうか。
今思っても不思議な体験である。
コメント
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