伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

ニューイヤーイブ

2008-01-15 23:50:53 | Weblog
日本ではイブというとクリスマスイブを思う方が多いだろう。
イブというのは祝祭日の前夜という意味である。

よその国では、クリスマスから正月までがお祝いの気分で過ごすようである。
そして日本で言う大晦日の夜、元旦前夜はニューイヤーイブとして大賑わいなのである。花火は打ちあがるわ、ホテルでは数百の風船がフロアーの高い天井から降ってきて、みんなで割り合うわ、笛はプップカ吹くわ、金銀の紙は撒くわの大騒ぎである。

そんなニューイヤーイブの日、ゆきたんくはジャカルタ市内中央の散策に出かけた。とはいっても、義兄の会社の運転手さんが回ってくれるというのだ。

この日のお目当ての一つにモナス(写真…独立記念塔)があった。高さ137mで頂上部には燃え盛る炎をかたどった35kgの純金があるのだ。
義兄が観光地に連絡をとってくれていて、この日はモナスには登れないとのことであった。どうやら東京タワーのように展望台があるらしい。

しょうがないので、運転手さんには写真が撮れればいいのでと告げたのだが、お互い片言英語で会話しているので誤差は出る。運転手さんは、「今日はモナスは上れない。」と言うので、私は「分かりました。」と答えたのだが。駐車場に入り、なんとモナスの前まで連れて行ってくれたのである。モナス周辺はライブの施設が設けられ、たくさんの人がニュイヤーイブの訪れを待っていたのである。なんともいえない緊張感の中でたくさんの写真を撮ることができた。もっとも展望台に上がれるのであれば、ディズニーランドのように○時間待ちの状態にはなったであろう。この日に展望台はなしということが良く分かった。

後で義兄から、「運転手さんが困ってたよ。」というので訳を聞いたら、モナスは上れないのに、「どうしても上るんだ。」と。納得してもらえないのでしょうがなく近くまで連れていったということだったらしい。ゆきたんくは車の中から見えるモナスの写真が撮れれば大満足であった。しかし誤解とはいえ、近くでモナスの写真を撮れたばかりか、新年を待っているインドネシア国民(ここには日本人はいなかったな)の様子を見るという貴重な体験をできたことに感謝している。

写真はモナスとニューイヤーイブを待つ人達。
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